話しかける

中目黒。はねちゃんのプレイバックシアター研究所のスタジオで、 ゆりさんの音や声を探究するワークショップ。本の執筆メンバーがほぼそろう、ということで、 私もどうしても行きたくなり。http://www.bansei.co.jp/index/mokuroku/m01/%83h%83%89%83%7D%82%…

切実感

午後から出勤。 熱っぽく、ふらふら、ふわふわしながら、薬を飲んでいく。 でも、学校に着いて人に会うと、ちょっとずつ快復した。 先日、センター研修での講座が終わったあと、一番に声をかけてくださった隣の市の先生が来校され、資料を渡すことに。 国語…

fear

カーペンターズの曲を知ったのは、母の車の中だった。 カセットテープでその曲たちを聴いた時、なんてかなしい曲だと思った。 幼い私には、いくつかは、その曲調を受け入れることが難しかった。 こころの中をざわざわと不安がおしよせるようで。 心配性で、…

ひかりへ

旭川。 3年前には訪れることが叶わなかった場所を、いくつか訪れる。旭川六条教会。 珈琲亭ちろる。 三浦綾子の暮らした場所。 氷点橋。 そして、2度目の三浦綾子記念文学館。 外国樹種見本林。 ぐるぐると歩き続ける。 雨に降られながら、雲間から差し込…

33

朝から塩狩峠の三浦綾子記念館へ。 入ったそばからぐしゃぐしゃに泣いて、 あーあ、という感じ。 3年前の来館ノートに、自分の書いたものを見つける。 道北バスにのり、和寒町の図書館へ。 塩狩峠の展示を観に行く。 いつも企画展で見入ってしまうのは、年…

くりかえすこと

2度目の塩狩峠。3年前と同じように、駅のすぐ側、線路沿いにある小さなユースホステルに泊まる。 オーナーの方が、とても親切にしてくれる。こぎれいでかわいらしいユース。 私は繰り返すことが好きだ。 繰り返すということの安心感。 知っている、という…

無音

この数日間、音楽も聴けず、 ずっと、ざわざわ、ざわざわしながら過ごした。 自分の弱さを凝縮したような数日間。 これは、弱さですらないのかもしれない。 なんだろう。 明日も、明後日も思い描けない。 いつから、こんなに体力がなくなったんだろう。 エー…

満ちる

満月。 ああ、あの新月の夜から15日たったのね。 そうそう、あれは、文月のはじめだったから。 昨日は、4年生のこどもたちによる、戦争と平和をテーマにしたブックトーク。 聞き手は3年生。 10歳の子が語る戦争。 一人ひとりが読んだ本、紹介したい本…

光と闇

京田辺シュタイナー学校で3日間の夏期講座。 今年は6年生・物理学。若林先生。 3日間、大人が6年生になって、物理学、オイリュトミー、芸術のクラスを受ける。 今年で3年目の参加。 同じ時期に、同じ場所にくると、自分の変化もよくわかる。 2014年…

さびしさなりやむまで

あのころにもどりたい ぽつんというきみに どんなことばをかければいいだろうあのころにはわたしもいる わたしにとってもだいじなあのころ でももどれないことをしっている 10さいのきみのこころにあるあのころ わたしにあるいくつものあのころかさなった…

書き出しのスピード感

「でもさー、先生・・・」 ここから始まる発言が好き。 授業がぐっとおもしろくなる。 昨日、今日の5年生の読書感想文の授業は結構いい感じですすんだ。 東京書籍6年の教科書に掲載されている「風切るつばさ」。 友人関係の葛藤や孤独を感じる体験を描いた…

書くということ

毎日、読書感想文の指導に頭を悩ませている。 今日は4年生の授業で撃沈。 6年生も、うまくいっているとはいいがたい。 やっぱり、自分で一からつくるしかない。 これまでの加配の先生からの財産を引き継ぎつつ、 今年のこどもたちの途中までの作品を編み直…

迷ったときは

夕方、久しぶりに、本当に久しぶりに四条に出る。 昨年は、「厄落としだね」と周りに言われるくらい、服を買っていた気がするけれど、この春以降、ぴたりと服を買わなくなった。 近所の気に入っていたお店がどんどん閉店して、なくなってしまったから、とい…

帰ってきたらタテタカコさんのアルバムが届いていた。 軽く遠のくような気分で聞く。 1回、2回、3回。 こんなことで、というようなことで、揺れ動くわたしがいる。 『業』。 昨年の夏に、何度か言われた言葉。 この歌を聴きながら、考えるとしようかな。 …

こぼれおちる

今日も4年生国語。 こどもたちが選んだ本のしょうかい文を書く場面に立ち会いながら、 あらすじを一緒に確認して涙ぐみ、 彼らのかいた問いかけや文章を読んで涙ぐみ、 彼らの選んだ本を読んで、しくしくと泣く。 こんな調子なのだな、と思う。 わたしが国…

祈り

毎日、毎日、雨が降り続く。 昨日の夜は、土砂降りで車から出られなくなって、傘もなくって途方にくれた。 気圧のせいか、なんなのか、 頭の中が、ふわふわとする。 目眩なのか、貧血なのか、よくわからない感じ。 明日も、明後日も、雨は降り続くという。 …

窓の向こうから

さわやかな風の吹く1日だった。 やっと晴れた空に洗濯物を干す。 日暮れには夕立。 今日初めてこの曲、いい曲だと思った。 覚さんの歌詞の魅力。 明け方、ひどい夢を見たけれど、 朝の風も光もさわやかで、 歌詞がぴったりだと思う。 「はじまりの朝の 静か…

あめふり

昨日は大雨で臨時休校。 今日も、こどもが帰るタイミングでの警報発令で、ごたごたする。 今も大雨警報が出たまま。 明日の土曜参観は、どうなることやら。 こころざらつく1日だった。 自分自身のうすっぺらさを、1日の中で何度も噛み締めながら、 わたし…

夏至

泳いでいるのか、流されているのか。 曲がると、そこは海。 天から声が聞こえる。 「船の後ろを泳いじゃだめ」 ああ、進路を変えなきゃ、と思うけれど、船が進路を変えて、 私は船の後ろにいる。 水の流れに飲まれてしまう。 どんどん、行ってはいけない方向…

語彙

朝からブックトラック製作作業の最終工程を同僚と。 その後、大雨の中、駅近くのタイ料理やさんにいく。 カウンターだけのお店は、誰も他にお客さんがなく。 昨年の5月にオープンしたというそのお店に、わたしはひとりで何度も入っているわけだけれど、 お…

ふしぎ

ふしぎな1日。家の中は扇風機もエアコンもなくて過ごせる涼しさなのに、一歩外に出ると日差しが強く、ああ、夏日。やっとのことで新しいiPhoneに。 バックアップを長いこととっていなかったみたいで、 更新したら、去年の2月のデータに戻ってしまった。 ま…

Rain

せんせい、きょうはなんのきょく?せんせい、こえはやくなおして。きもちわるい。せんせい、もういっく、つくっていい?せんせい、じぶんでなまえかんがえていい?せんせい・・・(ずつき!!)せんせい、なんでかえるのはいくつくったかわかる? 毎日、いく…

ことばになるまえは

朝から悪い夢で目覚める。 どちらが現実なんだろう。 今日は1日、頭痛に苦しめられて。 それでも、今年度初めての事後研。 昨日、今日と、書きたいことはたくさんあるけれど、頭痛がそれをせきとめる。 研究授業。 3年生の子がつくった詩を見て、ア ナザ ミ…

どこか似ている

自分のてのひらにあるものばかりを手繰り寄せ、 転がし、ひっくりかえし、丁寧にしわをのばしながら、 わたしが、どういうものでできているかを確かめる。 何にこころが動き、どこからきて、どこにいこうとしているのか。 中学、高校生の頃、国語の時間は、…

つながったから

夕立の向こうは夕焼けがきれいで、 雨上がりの虹も見て。 駅までタクシーを頼むも電話が通じず、 ああ、疲れているし、明日の朝一の新幹線でもいいな、と思う。 次の電話がつながらなかったら、朝出発にしよう、と思ってかけると、 つながった。 そっか、私…

focus

6月7日。数字の響きでは、一番好きかもしれない日付。 朝起きて、かすかな喉の違和感。 昼前の授業で、ああ、これは声が出なくなるな、と思う。 案の定、夕方にはかすれていって、夜にはほとんど出なくなる。 本当に喉が弱い。 明日は小教研の部会で司会を…

楽しいって英語で何ていうの?

朝。 1時間目〜4時間目は5年生の国語。 「林間新聞をつくろう」。 前回のエピソードの書き出し「取材」が終わり、 今日は「構成」。 モデルとして、5年の二人の男性教諭に書いてもらった新聞記事を提示。 2種類あるということ、複数の例があるというこ…

きめる

最後の合図は、たいていこどもが出す。 キューというか、ゴーサインいうか、 わたしは、大抵の場合、いつも迷っている。 選択肢がたくさんあり、 どれが最善か、決められずにいる。 そのせいで即興的にならざるを得ない。 林間新聞をつくる。 おかえり、とい…

sweets

秋にある府小研・外国語活動部会のレポート発表用のレポートを書く。 書けないままにずるずるときてしまって。 なぜ書けないかを考えていると、 テーマが自分の中で明確になっていなかったからだ、ということに気づく。 「教材の工夫」という題名なのだけれ…

ねごと

「少しでも、考えの深まるような学び方をしたいと思います。」正座しながら、こう言って目が覚めた。久々に寝言までリアル。 高校生の頃、田舎の高校の進学クラスに入ったものの、部活命、だった私はクラス最下位の成績を取り続けた。朝も遅刻ばかりで、授業…