帰ってきたらタテタカコさんのアルバムが届いていた。
軽く遠のくような気分で聞く。
1回、2回、3回。
こんなことで、というようなことで、揺れ動くわたしがいる。
『業』。
昨年の夏に、何度か言われた言葉。
この歌を聴きながら、考えるとしようかな。
昨年の夏、長崎に行く前に「解夏」を見た。
視力を失うという恐怖や不安の中を生きる。
あなたにとっての解夏は、視力を失う、その日かもしれませんね、と。
起きてほしくないことが起こるかもしれないという不安、その不安からの解放。
そこでも、「業」という言葉が出てきた気がする。
今日はあまりにも暑い日で、とうとう扇風機を出す。
即興型の合宿で、『お手紙』のドラマをつくり・・・
がまくんにめちゃくちゃ感情移入してしまう。
がまくん、わたしも、がまくんだ。
過去に、何人か「がまくん」「かえるくん」と呼び合った関係の人がいた。
そして、誰との関係においても、わたしはがまくんだった。
「忘れたよ君のこと とうの昔に
変わらないものなんてあるだろうか
この先に道なんて あるだろうか
変わらずにいてくれる日もあろうか」『業』(作詞:タテタカコ)