2015-01-01から1年間の記事一覧

春の風

春のような日差しと風の日だった。 この1年で聴いた音楽を振り返る。 春夏秋冬に作ったプレイリストを順番に再生しながら。 洗濯をして、水周りを掃除する。 冬休みの読書用に買った本が届く。 明日、実家に持って帰って読もう。 結局、手付かずの外国語活…

たどり着く

今日もミーティングと観劇。 緑ちゃんと、来月の教師教育の研修会に向けたミーティング。 短い時間だけど、人と話すことで、その場から出てくるアイデアというのがある。 http://kokucheese.com/event/index/358129/ 朝も晩も車中もこの曲。 内に眠るものを…

流れる

朝からひと泣き。 高校演劇。「ブンナよ、木からおりてこい」。 一人の人の内に存在する多様な自己は、そのまま世界の多様性として受け入れられていくだろう。 そのことをひとつの作品を創ることを通して学べるなんて、演劇って、なんて素晴らしいんだろう。…

思い出す、葛藤とワルツ

youtubeに2015-16冬の再生リストをつくる。 いい音楽にたくさん出会うと、 こんな感情があったんだね、と気づくように、色づき、広がるこころ。 今年は、いい音楽にたくさん出会えた年でした。 それでいいのだ。 2015年は、女性singerばかり聴いていたけれど…

「3っていうのは、神秘の数字なのよ」

「果てない宇宙で 今日も夢を見た 星も瞬たかぬ 黒い闇の中で」(『3びきのくま』作詞:大貫妙子 作曲:坂本龍一 ) 冬の空気によく合う、この人の声。 灯火のような懐かしさ、あたたかさ。 なんだか知らないけど、泣けてくる。 美味しい日本酒飲んでロシア…

習慣

寝違えて右の首が痛い。 最近、それがネックなんです・・・という表現をよく使っていたのだけれど、 首が痛いと、身体すべてに影響するということが身にしみてわかる。 今日も青葉市子。 少し、森田童子みたい、と思う。 三浦綾子の『銃口』を、5年ぶりに読…

わからないで、と、困らせる。

2015年の最終日。 噛みしめるように、味わうように、1日を終える。 同僚とも、そうする。 忘年会に行く道、帰り道。 あ、私は知っている。 連続性と乖離。 知っているけれど、同じだけれども、確実に異なる時間を。 未処理の感情は、今日という日に起こった…

クリスマスの本棚

「先生、おれな、毎日ビートルズのアルバム聴いてねるねん。」 最近、お父さんからビートルズのアルバムをもらったとのこと。 一番好きなのは、オブラディ・オブラダだって。 一緒に口遊む。 心が弾む瞬間。 one more day. ふたりはいつも (ミセスこどもの本…

totally not

シャープさの欠片もない日。 提出書類にはたくさんミスがあって、何度もやり直す。 子どもの書いてきた随筆の下書きへのコメントも、さえない。 そんな自分にため息をつく日。 何も前に進まない感じがする。 私はだめだめだったが、彼がさくらももこのエッセ…

じゅうにつきのうた

京都三条UrBANGUILD. タテタカコさんのライブへ。 アンコールは、「十一月」。 やっぱり泣ける。 顔や、歌う姿を見ただけで、こみ上げてくるものがある。 年の瀬に、もう一度お会いできてうれしかったです。 この1年は、タテさんの音楽と共にありました。 …

水と空気

「水の線路」を聴く。 11月に、真澄先生のワークショップで、「水の一生」をテーマにした即興パフォーマンスをつくったけれど、 ああ、この音楽、ぴったり、と思いながら聴き直す。 『空気人形』の、空気感、とても好き。 この音楽。 涙が出そうになる、5…

すずめの涙

テスト中。 フードをかぶって、軽く耳を押さえ、君は、 「よし、これで集中できる」と満足げに言いながら、 鉛筆を動かしている。 頼もしくなったなあと、思う。 ケンカするほど仲がいい二人。 ある少年は、何やら針と糸を持ってせっせと何かをつくっている…

手放しのレッスン

春。握りしめていたものを、 手放すことが難しかった彼。 最近、すっと手放せるようになったね。 きっと、少し、生きやすくなった。 ボールを、遠くに、遠くに投げるように、 紙飛行機を飛ばすように、 綿毛をふわりと落とすように、 ひらひらと紙が舞うよう…

毎朝聴く「眠る街」

タテタカコの『眠る街』という歌。 いつか、この歌を使って、授業をする日も来るだろう。 三好達治の『灰が降る』と合わせて。 毎朝、この歌を聴きながら、遠くを想い、過去と現在を想い、自分という存在の危うさを想い、誰かを想い、もうすぐ出会う人々を想…

A Kitchen Dancer

人権学習。 今年は、資料「六千人の命のビザ」を使って、杉原千畝の生き方を学ぶことにした。 ちょうど、明日から映画も公開。 社会科の授業も、第二次世界大戦。 子どもは、思っていた以上に杉原千畝のことを知っている。 映画の予告を見ている子もいたし、…

肋骨swing

9月に参加したワークショップのつながりでご案内をもらって、ボイスワークの講座へ。 呼吸や発声に関する講座を何回か受けたことがあるけれど、 いつも難しいな、と思う。 喉もよく痛めるし、歌は息継ぎたくさんしないと歌えないし。 とにかく、呼吸はよく…

Andaluza

寒くなって、ストーブの前でうとうと眠ってしまう。 部屋の中も、ちょっとずつ冬めく。 週末の偏頭痛久しぶりに。 多分、眠りすぎたせい。 冬の昼下がり。 お布団を干して、 ベランダの前の木立と空をぼーっと眺める。 アートワークのメンバーが、「同じ場所…

青い部屋

エクレアを買う。 とある小説に印象的に登場していて、それ以来、わたしの中で存在感を増した食べ物。 特別に好きでもなく、どちらかといえばシュークリームの方が好きなのだけれど。 ストーリーの影響力、お見事。 どっちでもいいことって、たくさんあるん…

a coffee shop writer

珈琲屋さんを2軒渡り歩き、締め切りをすぎても書けないままだった文章をやっと送る。 来週からは国語の授業は卒業随筆。 彼らも、また、悩むのだろうか。 書くまでの時間。 何を書くかが決まらなかったり。 気分が乗らなかったり。 書く場所が選べなかった…

しあわせ

二日間続けて学校を最後に一人で出る。 仕事術、とは程遠い生活。 もたもたしてる。 明日から2日間学習発表会。 ジャズのリズム、 ゴスペルのハーモニー。 色んなリズムやハーモニーを、味わい、知っていけばいいと思う。 その中で、自分の好みもわかるだろ…

砂漠が美しいのは

ある子を見送る。 雨の中、何度も何度も振り返って手を振るその子を。 「せんせい、ばいばーい」 離れたところから、そう呼ぶ姿を。 複雑な気持ちで見送る。 夜は、京都劇場へ。 音楽座「リトルプリンス」 点灯夫、キツネ、ひつじ、バラの花、飛行士、へび・…

uncomfortable hands

明日は、音楽座「リトルプリンス〜星の王子さま〜」 http://www.ongakuza-musical.com/sakuhin/littleprince.php 十年来の夢が叶う。 この曲を聴いていた頃、 このアルバムの曲でダンスを創作していた頃、 その頃みた景色やいた場所、ざらっとした不安な感情…

stillness

片道1時間のドライブ。 昨日とは違う音楽を選ぶ。 今日は、これが聞きたかった。 少し泣きたくなるときに、 その感情を抑えなくてもいいと思える音楽。 ドラマワークで、むかでやすじの詩を。 やすじも、泣きたいのさ。 こころが泣きたい時に足がおまつりさ…

The Last Leaf

冷たい雨の降る。 冬の景色になってきた。 ベランダから見える木々は、気づけば数枚の葉を残すだけ。 この前は、真っ赤な葉を一面につけていたのに。 最後のひと葉作者: オーヘンリー,米倉斉加年,O.Henry,有吉玉青出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1992/11メ…

今日を創る

2日連続で似たような夢を見て、 夢を引きずりながら現実に向かうような朝。 今日は1日、ぐらんぐらんしていた。 5月以来通る長岡京の街。 あの角を曲がった日。 彼の突飛な思いつきを見守り助ける女の子達が数名いる。 今日の最後、それがうれしかったと…

somewhere

1年で1番忙しいシーズンの真っ只中。 surviveできるかな。 先も見えないけど、走っている感じ。 sing,sing,singのドラムの音だけが、 確かに響く。 「夜がぼくの影を食べるけど」 この感覚を言葉にできる人がいるんだ。

不可逆

giftのような1週間。 普段見ることのできない物を、 そっと見せてもらえるような、 そんなgift。 あるいは、 ずっと見えないと思っていたもの、 存在しないと思っていたものが、 ぱっと目の前に現れるような、 そんなgift。 先日のライブで1枚のアルバムを…

しあわせのうたを

闇も光も、人の心が見せるもの。タテさんの歌とメロウさんの絵が創り出す世界。その世界の住人になれば、一曲の中にひとつの人生。ひとつの窓、ひとつの雨、ひとつの出会い、ひとつの別れ。 この人の歌に出会えたことは、 何か、決定的なことなのだろうと思…

つくり続ける

きみたちはつくり続ける。 この前は、画用紙で色んなメガネ。 レンズはセロハンテープで。 色んな形のメガネ。かっこいいメガネ。おもしろいメガネ。 メガネケースまで登場した。 コンパスで穴を開けて、光が差し込むようにしている。 金曜日は仮面をつくっ…

10周年

恵比寿LIQUIDROOM。UNCHAINのLIVEへ。 偶然が重なって、今夜ライブがあることを知り、即決で。 久々に同級生と聴きに行く。 中学の同級生まーみはギタリスト。同じく中学の先輩たちの組むバンド。 今年メジャーデビュー10周年なのだ。http://starlinemusic…