肋骨swing

9月に参加したワークショップのつながりでご案内をもらって、ボイスワークの講座へ。


呼吸や発声に関する講座を何回か受けたことがあるけれど、
いつも難しいな、と思う。
喉もよく痛めるし、歌は息継ぎたくさんしないと歌えないし。
とにかく、呼吸はよくわからない。
ピンとこないし、掴めない。
そもそも、中学生の時、吹奏楽の体験入部で、呼吸が続かなかったあたりからの苦手意識。
わからなさにイライラするから管楽器じゃなくて打楽器で心底よかったと思ったものだった。



でも、今日のボイスワークでは、基本はダンスやバレエと同じなんだな、と思った。
弛緩とスウィング。
ああ、ダンスの脱力と呼吸のこと。
肋骨はまだまだあまり動かないし、
腹式呼吸への道は遠いけれども。


骨で声を響かせる。



おもしろいと思ったのは、呼吸を見える化すること、声の質を動きにすること、ペアで弛緩のワークをすること、親子の呼びかけ。



脊柱は33。
女の厄年。
そして、キリストの亡くなった歳。
そうだ、もうすぐ厄年も終わる。



帰りに、いつものカフェで珈琲をテイクアウト。
大好きだった店内の赤いランプシェードがなくなって、なんちゃってアンティークっぽいものになっていた。
何年も見続けた灯り。
がっかりした気持ち、噛みしめる。


瑠璃色の地球
昨年担任した子どもたちが学習発表会で歌っていて、とてもとてもすてきだった。
いい歌。


明日で11月が終わり。
今年1年は、ほとんど本も読まず、ブログ以外の文章も書かず。
アカデミックな所からも、研究会参加からも離れてしまい。
その代わり、たくさん絵を描いた1年だった。
文章にさえできない複雑なものを、その繊細さを失わずに形にできる。
描くことのおもしろさに出会った1年だった。


できないこと、自分にがっかりすることばかりだけれど、
心が動くことや夢中になれることだけ、するしかない。