2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

卯月の頃

よしって決めて仕事用の記事を多少こだわって書いたのに、全部消えちゃった時の、ああ、という声にならない叫び。がんばって、ではなく、こだわって、書いたものは消えると少しばかりつらい。朝から小さな頭痛。今日は家にいることを長い時間をかけて決めた…

Lesson for life

晴天。 車の窓を開け、初夏の涼やかな風を感じながら1時間の運転をして会場へ。 夏の匂いがしてくる初夏は好き。 「古代インドは、いつも初夏だったような気がする」という、『デューク』の一文も好きで好きで。 まだ、インドには行けていないのだけれど。 …

となりのアロエさん

ひたひたと埋め立てられる海を彷徨う人魚のように。苦しくさせるものは、せまりくるコンクリートというよりも、その揺るがなさの方かもしれない。帰り道に見た月は、とびきり大きく、細く、光っていた。いろはすのアロエ味を見つけた。アロエ。アロエも泣く…

入り口にたどり着くまでの長い時間

やらないといけないことがたくさんあるけど、なかなか動き出せない感じ。 取り掛かるまでに、途方もない時間がかかる。 場所を変えたり、掃除をしたり、空気を入れ替えたり、音楽を聴いたり、ご飯を食べたり…。いざ、本に、ノートに、PCに向かえたならば、 …

霧の中のアリア

映画を一本。 映画としてはいまひとつだけど、歌われたアリアはよかった。夜、大切な友人からの電話とオファー。 もちろん引き受ける。 こんな日が来ることを、10年前のわたしたちは夢見ていたけれど、簡単には描けなかった。出会いの甘栗のこと、 一緒に…

突然降ってくるたより、あるいは、飛び込んでくる知らせが、 もともと頼りない糸をふっつりと途絶えさせ、 音もなく暗闇に落ち込むように、 日常は繰り返される。 自己嫌悪。 その言葉は、昔から嫌いでもなかった。 もう、こういう授業はやめようと強く思っ…

ぐるぐる

ぐるぐるぐる。 小さな頃からずっと巻き巻きになっている。 この巻き巻きは、自分から始まって、自分を巻きつけ、自分に戻る。 この巻き巻きのほどき方を、時々忘れてしまう。 巻き巻きのぐるぐる。好きな色を着ている時は、ほんの少し、そのぐるぐるから自…

雨、色、歌に身をまかせ

先日訪れた旅館で「異邦人」がかかっていて、それからずっと、異邦人を口遊む。 初任の学校は、歌うことが好きな先生がいっぱいいて、二次会は必ずカラオケだった。 パフォーマーぞろいで、ひたすら楽しく、歌声にほろりときたり、その人の人生を垣間見たり…

風を巡る旅

三週連続で、週末の旅に出ている。雨が強く、やまない夜。明日は晴れるといいな。 曇りでもいい。 もちろん、雨でもいい。 花に嵐でもいい。 何だっていい。風の歌を聴いている。 今年は導かれながらそういう年になりそうで。新しい年度のたのしみ。たくさん…