春の風

春のような日差しと風の日だった。
この1年で聴いた音楽を振り返る。
春夏秋冬に作ったプレイリストを順番に再生しながら。
洗濯をして、水周りを掃除する。
冬休みの読書用に買った本が届く。
明日、実家に持って帰って読もう。
結局、手付かずの外国語活動の指導案、お正月に絶対に仕上げようと思う。



晦日前日の夜になってやっと年賀状を作り始める。
そうすると、案の定、ハガキを入れる方向を間違いすぎて、結構な枚数をダメにする。
なんだか、今日は、ため息も出ない。
肩とお腹が重く、痛く。




手嶌葵、「春の風」。
1年以上、聴き続けた曲。
歌詞もメロディーも、本当にきれい。
手嶌葵の声の温度と佇まいが、今年の私にはちょうどよかった。


季節はめぐったのに、ずっと同じところにいたような気もする。
1年の終わり。
新しい年が来るだけで、整理できるものがあるなら、どんなに楽だろうと思う。


9ヶ月前。今年の3.30にも、今日と同じタイトルのブログを書いている。
http://d.hatena.ne.jp/Yuka-QP/20150330


今年は、たくさんブログを書いた。
ブログ以外の日記も。
アカデミックな文章は全く書いてない。
原稿は書評4回分と依頼された1本だけ。
その代わり、絵を描いた。
アートワークで、たくさん。
自分の言葉も表現も、随分と取り戻せてきた。
そういう年だった。
きっと、いい年だったね。
創造的な年だったもの。
私にとっては、生きて行く上で、きっと一番大切なことなんだ。