夕立の向こうは夕焼けがきれいで、
雨上がりの虹も見て。
駅までタクシーを頼むも電話が通じず、
ああ、疲れているし、明日の朝一の新幹線でもいいな、と思う。
次の電話がつながらなかったら、朝出発にしよう、と思ってかけると、
つながった。
そっか、私、今夜行くんだ。
はっきりと意思や決断力などあるわけもなく、
なりゆきと気分と興味関心と「魂のスケジュール」と。
こころの声は、そういうものをちゃんと聞いて、私に何かを訴えかけてくる。
声の出ない1日は、低迷した気分のままだった。
出発には、ラベンダー色のワンピースを選ぶ。
ワンピース大好き。
幸福度が増す洋服。