祈り

毎日、毎日、雨が降り続く。
昨日の夜は、土砂降りで車から出られなくなって、傘もなくって途方にくれた。



気圧のせいか、なんなのか、
頭の中が、ふわふわとする。
目眩なのか、貧血なのか、よくわからない感じ。



明日も、明後日も、雨は降り続くという。



4年生のこどもたちと、「一つの花」の学習の終盤、戦争児童文学を読む。
ブックトーク用の紹介文の最初に、問いかけと、その問いかけへの答えを書いてみようと、提案する。



彼らの問いがあまりに本質をつくものなので、わたしはおどろいてしまう。
ここ数週間は、こどもの選ぶ言葉に、文章に泣かされっぱなしだ。



久々に『ヒロシマのうた』を読む。
2010年の夏、8月6日にあうように、鈍行で広島への旅に出た。
もうあの頃の私ではない。
それでも、夏に、やはり、あの街に行きたいと思う。






夏は特別な季節。
だから、そう思い過ぎないようにする。


明日は、懐かしい場所に行く。
誰と会えるか、わからないまま。