2016-01-01から1年間の記事一覧

Naturally

週に1〜2時間入っている4年生の学級。 あるクラスの女の子たち4〜5人が、廊下で会ったら、必ず駆け寄ってきて、 腰のまわりに、ぴとっ、ぴとっ、ぴとっ、ぴとっ、ぴとっと、抱きついてくる。 順番に、重なりあうように。 その子たちを、よしよし、とな…

おかえりなさい

3日間、出町柳でワークショップ「演劇とダンサー」に参加。 誰も知っている人のいない場で、 課題だった台本を使い、 一人芝居をするという緊張感。 でも、わたしは、今、とても演劇がしたい。 あごうさん、太田さん、田野さんの3人による演劇の話がとても…

パペット

授業の記録を書きたいと思うけれど、 体が重くて、沈み込む日々。 旭山動物園で買ったシロクマちゃんと、 鳥羽水族館で買ったラッコちゃん。 二人のパペットを使って、対話のモデリング。 インプロゲームのデモンストレーションをする。 ぬいぐるみが登場し…

let it be

6年生は意見文。 それぞれが、社会にある課題を取り上げ、どんな社会にしていきたいか、 自分自身の体験を元に述べていく。事例で根拠づけ、反論も想定しながら意見を述べていく。環境問題、動物保護、犯罪からの更生、人種差別、障がい者と共に生きる社会…

その日

昨夜はsole cafeで湯川潮音さんの弾き語りライブ「声の源 演奏会」。 天使のような佇まいと歌声でありながら、圧倒的な力強さ。 すっかり魅了される。イルカの「なごり雪」のカバーも素敵で。 最後、アンコールで歌われた『その日わたしは』。 この数年の出…

sunsun

夏の終わりに33歳になった。 誕生日は、生まれてからずーっと夏休みだった。 今年、夏休みが短くなり、初めて誕生日に働く。 それはそれで、いい日だった。 職場の同僚に祝ってもらい、 残業もちゃんとして帰ってきた。 5年生の授業。 京都府下の小学校5…

自由

本日、夏休み最終日。 明日は、初日ながら、「社会を明るくする作文コンクール」の授業。6年生。 犯罪や非行を防止する地域社会づくり、あるいは、犯罪や非行からの更生を支える地域社会づくりについての作文コンクールだ。 こういう機会を、どうとらえるか…

Be patient.

フィリピンで最初に響いた言葉は、"Be Patient"だった。 23時半に到着したが、大雨とそれにともなう渋滞で、なかなか迎えは到着しなかった。 スタッフのアイシーが、ずっと messengerで私を励ましてくれた。"Be patient."必ず到着するから、辛抱強く待って…

dawn

フィリピンから帰国。 いってきますを言った時と、ただいまを言う時の自分自身の心模様がはっきりと異なっているということが、 私には、涙が出るほどありがたいことに思える。 書きたいことは、あふれるようにあるけれど、今日はただ、からだに残った重さや…

disappeared

It was just a fantastic movie. I was really moved. The dialogue of the "room" was very impressive. パリ、テキサス デジタルニューマスター版 [DVD]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 2006/08/25メディア: DVD購入: 11人 クリック: 112回この商品を含…

おんがく

どこにも出かける気分になれず、1日中家にいて、やっと夜、母に渡す誕生日の贈り物(1ヶ月遅れ)を、買うために外に。 おつきさまがとてもきれいだった。 「昨日のことは忘れ、明日のことは考えない」 と、井上先生は、おっしゃっていて、本当にそうできた…

話しかける

中目黒。はねちゃんのプレイバックシアター研究所のスタジオで、 ゆりさんの音や声を探究するワークショップ。本の執筆メンバーがほぼそろう、ということで、 私もどうしても行きたくなり。http://www.bansei.co.jp/index/mokuroku/m01/%83h%83%89%83%7D%82%…

切実感

午後から出勤。 熱っぽく、ふらふら、ふわふわしながら、薬を飲んでいく。 でも、学校に着いて人に会うと、ちょっとずつ快復した。 先日、センター研修での講座が終わったあと、一番に声をかけてくださった隣の市の先生が来校され、資料を渡すことに。 国語…

fear

カーペンターズの曲を知ったのは、母の車の中だった。 カセットテープでその曲たちを聴いた時、なんてかなしい曲だと思った。 幼い私には、いくつかは、その曲調を受け入れることが難しかった。 こころの中をざわざわと不安がおしよせるようで。 心配性で、…

ひかりへ

旭川。 3年前には訪れることが叶わなかった場所を、いくつか訪れる。旭川六条教会。 珈琲亭ちろる。 三浦綾子の暮らした場所。 氷点橋。 そして、2度目の三浦綾子記念文学館。 外国樹種見本林。 ぐるぐると歩き続ける。 雨に降られながら、雲間から差し込…

33

朝から塩狩峠の三浦綾子記念館へ。 入ったそばからぐしゃぐしゃに泣いて、 あーあ、という感じ。 3年前の来館ノートに、自分の書いたものを見つける。 道北バスにのり、和寒町の図書館へ。 塩狩峠の展示を観に行く。 いつも企画展で見入ってしまうのは、年…

くりかえすこと

2度目の塩狩峠。3年前と同じように、駅のすぐ側、線路沿いにある小さなユースホステルに泊まる。 オーナーの方が、とても親切にしてくれる。こぎれいでかわいらしいユース。 私は繰り返すことが好きだ。 繰り返すということの安心感。 知っている、という…

無音

この数日間、音楽も聴けず、 ずっと、ざわざわ、ざわざわしながら過ごした。 自分の弱さを凝縮したような数日間。 これは、弱さですらないのかもしれない。 なんだろう。 明日も、明後日も思い描けない。 いつから、こんなに体力がなくなったんだろう。 エー…

満ちる

満月。 ああ、あの新月の夜から15日たったのね。 そうそう、あれは、文月のはじめだったから。 昨日は、4年生のこどもたちによる、戦争と平和をテーマにしたブックトーク。 聞き手は3年生。 10歳の子が語る戦争。 一人ひとりが読んだ本、紹介したい本…

光と闇

京田辺シュタイナー学校で3日間の夏期講座。 今年は6年生・物理学。若林先生。 3日間、大人が6年生になって、物理学、オイリュトミー、芸術のクラスを受ける。 今年で3年目の参加。 同じ時期に、同じ場所にくると、自分の変化もよくわかる。 2014年…

さびしさなりやむまで

あのころにもどりたい ぽつんというきみに どんなことばをかければいいだろうあのころにはわたしもいる わたしにとってもだいじなあのころ でももどれないことをしっている 10さいのきみのこころにあるあのころ わたしにあるいくつものあのころかさなった…

書き出しのスピード感

「でもさー、先生・・・」 ここから始まる発言が好き。 授業がぐっとおもしろくなる。 昨日、今日の5年生の読書感想文の授業は結構いい感じですすんだ。 東京書籍6年の教科書に掲載されている「風切るつばさ」。 友人関係の葛藤や孤独を感じる体験を描いた…

書くということ

毎日、読書感想文の指導に頭を悩ませている。 今日は4年生の授業で撃沈。 6年生も、うまくいっているとはいいがたい。 やっぱり、自分で一からつくるしかない。 これまでの加配の先生からの財産を引き継ぎつつ、 今年のこどもたちの途中までの作品を編み直…

迷ったときは

夕方、久しぶりに、本当に久しぶりに四条に出る。 昨年は、「厄落としだね」と周りに言われるくらい、服を買っていた気がするけれど、この春以降、ぴたりと服を買わなくなった。 近所の気に入っていたお店がどんどん閉店して、なくなってしまったから、とい…

帰ってきたらタテタカコさんのアルバムが届いていた。 軽く遠のくような気分で聞く。 1回、2回、3回。 こんなことで、というようなことで、揺れ動くわたしがいる。 『業』。 昨年の夏に、何度か言われた言葉。 この歌を聴きながら、考えるとしようかな。 …

こぼれおちる

今日も4年生国語。 こどもたちが選んだ本のしょうかい文を書く場面に立ち会いながら、 あらすじを一緒に確認して涙ぐみ、 彼らのかいた問いかけや文章を読んで涙ぐみ、 彼らの選んだ本を読んで、しくしくと泣く。 こんな調子なのだな、と思う。 わたしが国…

祈り

毎日、毎日、雨が降り続く。 昨日の夜は、土砂降りで車から出られなくなって、傘もなくって途方にくれた。 気圧のせいか、なんなのか、 頭の中が、ふわふわとする。 目眩なのか、貧血なのか、よくわからない感じ。 明日も、明後日も、雨は降り続くという。 …

窓の向こうから

さわやかな風の吹く1日だった。 やっと晴れた空に洗濯物を干す。 日暮れには夕立。 今日初めてこの曲、いい曲だと思った。 覚さんの歌詞の魅力。 明け方、ひどい夢を見たけれど、 朝の風も光もさわやかで、 歌詞がぴったりだと思う。 「はじまりの朝の 静か…

あめふり

昨日は大雨で臨時休校。 今日も、こどもが帰るタイミングでの警報発令で、ごたごたする。 今も大雨警報が出たまま。 明日の土曜参観は、どうなることやら。 こころざらつく1日だった。 自分自身のうすっぺらさを、1日の中で何度も噛み締めながら、 わたし…

夏至

泳いでいるのか、流されているのか。 曲がると、そこは海。 天から声が聞こえる。 「船の後ろを泳いじゃだめ」 ああ、進路を変えなきゃ、と思うけれど、船が進路を変えて、 私は船の後ろにいる。 水の流れに飲まれてしまう。 どんどん、行ってはいけない方向…