Naturally

 
 週に1〜2時間入っている4年生の学級。

 あるクラスの女の子たち4〜5人が、廊下で会ったら、必ず駆け寄ってきて、

 腰のまわりに、ぴとっ、ぴとっ、ぴとっ、ぴとっ、ぴとっと、抱きついてくる。

 順番に、重なりあうように。

 その子たちを、よしよし、となでながら、
 
 なんだか、5人の孫娘を持ったばばちゃんになった気分を、1日に数回味わえる幸せ。

 かわいすぎる。

 なんていうか、アメリカン。

 局地的なハグ文化。
 
 



 色んなことが、決まっていく。

 自分の中で明らかになることもある。

 導かれるようだ、と思う。

 導いてくれているのは、月の光だろうか。

 太陽の光だろうか。

 それとも、かみさまだろうか。

 


 少し怖くなるくらいに、

 わたしのまわりの人たちが、わたしの運命と決断を後押ししてくれる。

 本人たちには、全くもって、その気はないし、ただ、過ごしている日常なのだろうけど、

 今のわたしには、関わりの深い人、そうでない人、それぞれの生き様が、それぞれに、わたしを後押ししているように思えてしまう。そう、思えてしまうのだ。


 ああ、こういう生き方はいやだな。
 こうはなりたくない。
 そういうネガティブな感情も含めて、わたしの決断を後押しする。


 それなら、こちらの道を選ぼう、と。

 幸せに、自由に、クリエイティブに、なれる道が、自ずとあらわれてくる。


 そして、その道を発見できるわたしがいるということ。

 まなざしがあるということ。

 寝ていて、立ち上がった瞬間に、世界が変わるように。
 そして、また、寝転んでみれば、違う世界がそこにはあるように。

 立ち方、まなざし、心境によって、世界は、姿をかえ、あらわれる。

 
 そういうことに、いちいち感動する。



 今日は、お花を買いました。テーブルに飾る。


 秋の風が吹いている。

 秋の虫も鳴いている。