睦月。
片付けブームがやってくる。
無性に片付けがしたくて、こんまり動画を見たり本を読んだりする。
インフルエンザにかかって、楽しみにしていたみどりちゃんに来てもらう校内研修を休まざるを得なくなる。
日経WOMANブームも再来。
生活や居場所を整えることにエネルギーが湧く。
20歳になった彼らとの再会。過去との対峙。
如月。
懐かしい友人から大事な相談を受ける。
朗読のワークショップを受ける。
感情が動く。
ばったり再会。
因縁というものがあるのだと感じる。
弥生。
朗読公演。『チェルノブイリの祈り』を読む。
卯月。
過去との対峙again.
実家に帰って片付けをする。
捨てられなかった物、手をつけられなかった物に手をつける。
初任の頃とてもかわいがってくださった先生との再会。
一発目の公開授業。「白いぼうし」。
私は、『車のいろは空のいろ』のシリーズが大好きだと思う。
子どもたちのつくった『星のタクシー』の音読劇があまりにきれいで、涙ぐむ。
皐月。
英語DEドラマ『The Greatest Showman』でアン役。
ミュージカルの楽しさを味わう。
水無月。
同僚に声をかけてもらい、ヨガを始める。
重く、痛かった身体が、どんどん軽く、健やかになる。
授業研1本目。算数へのチャレンジ。私自身も色々学ぶ。
文月。
校内研修 渡辺先生による『わすれられないおくりもの』と、
真澄先生による『The Lion King』。
エネルギーの高い、忘れられない時間。
自分を見つめ直す時間。
葉月。
初任の頃お世話になった先生の勤務校に講師として呼ばれるうれしい時間。
同僚の結婚式のムービーをつくる。
そして、相変わらず、片付け。
長月。
2009-2010の2年間を担任した子が21歳になり、サッカーを教えに来てくれるという再会。一緒に英語劇を作ったこともある思い出深い子で、感激する。
さらに、2015年に担任した子が高校で演劇部に入り、「きょうはくじょう」という名の舞台の知らせを届けてくれ、観に行く。
時を経て届く、思いがけないギフト。
研究授業2本目。「手品師」。協同で創るからこそ生まれるもの。
神無月。
懐かしい友人と再会。
勤務校で、真澄先生による『オズの魔法使い』のワークショップ for 4年生が始まる。
研究助成も通る。
夢が叶っていき、うれしい。
研究授業3本目。「お手紙」。幸せな時間を共有する。
書籍執筆に力が入る。
霜月。
エデュコレ、書評、ミュージカル、引率行事、と、色々秋は忙しい。
過去との再会。
予想もしなかった場所を訪れる。
伏線の回収と物語の編み直し。
師走。
友人3人で天王山に登る。
願いが全て叶えられていくような不思議な時間。
ギフト。
過去との再会の多い年。
年明けから、ずっと、ずっと。
過去に何かしらのわだかまりや、解決できないままの感情を持った関係の人とは、
必ず、再会し、それらをほどく時間がやってくるのだろうか、と感じたほど。
この流れは、まだまだ続いていくような気もする。
『道ありき』をひっぱり出してきて、また読んでいる。
2004年の年末年始。大学生だった私が、アメリカの長距離バスの中で泣きながら読んだ本を、その後も、幾度も、幾度も読み返す。
学生時代に大きく影響を受けた二人の作家を、私は、人生の岐路に立っていると思った時、何度も読み返す。
15年前の私と、それほど変わっていない年末。
しかし、15年前の私が、想像もしなかった未来を生きている。