雨の中、往復4時間。
タテタカコの「眠る街」を聴きながら。
研究発表は、おだやかに終わる。
キング牧師の夢を描いた授業の報告。
ここで一区切り。
私を色んなところへ連れていってくれた授業だった。
帰り道。
不思議なめぐりあわせ。
言葉にも、心にも、
そして時間にも、綾、というものがある。
モチーフの美しさ。
ここに私もいる気がした。
ひとつのシーズンが終わる。
ひとつのテーマを終える。
次に向き合うべきテーマは、
どんなふうに降ってくるんだろうか。
今、既に、その渦中にあるんだろうか。
現在地からは決してみることのできない景色。
見えない景色を見ようと、見たいと、
毎日もがいている気がする。