creation

映画予告編づくり  X 4クラス。
今日からナレーション班と美術(イラスト)班に分かれる。
ナレーション班から、
「この情景描写を入れるから、こういう絵を書いて」と美術班にオーダーが入ったりする。
美術班からの提案もある。
「公開、いつにする?」
「やっぱり、秋ちゃう。」
「最後の場面は春だから、春でもいいと思う。」
「最後は、やっぱり、キャッチコピーを入れよう。」
「それなら、こういうふうにつないだら?」
「絵と文章が合いすぎる(説明しすぎる)のは、おもしろくない。」
「こっちの音楽の方がイメージに合うんじゃない?」
「大造じいさん視点だけど、評判のコメントは、客観的な感じでもいいよね?」
「ここは、このキーワードを入れて、最後はブラックアウトで・・・」
・・・

ナレーションづくりの話し合いを聞いているだけでおもしろい。
音楽、美術、物語・・・総合的に学んでいけるし、分業もできるのがいい。


映画の予告編は扇動的なので、反対に冷静な読解が必要だな、とも思う。
一方、have funでいい、と割り切る部分も。
作り手になることで、彼らは何を学ぶのか。
色んな予告編を見たり、作ったりすると、
どういうふうに作られているかのパターンがわかるようになってくる。


グループが判断に迷っている時に、「より芸術的な方をいさぎよく選択する」という振る舞いを、この夏PETAで学んだ。
教師がどんどん介入してもよい、ということも。
センスのいい方を、アートとしてのパワーのある方を、芸術家としての視点で評価していくことで、子どもたちの感覚も研ぎ澄まされていく。
そのためには、自分自身も表現を学び続けて、表現をし続けていないといけないということも、見にしみて感じた。




放課後。
「先生、かわいい中学生たちが会いに来てますよ。」
「ああ、〜ちゃんかな。」
「ううん、男子3人組。」
「ん?〜かな?」

廊下に出ると、意外なメンツがニヤニヤしている。
リア充報告をしに来たらしい。
中学生、かわいすぎる。
楽しんでいるみたいで、うれしいよ。
いい顔してた。


喋っていると、電話がかかってくる。
昨日参観していただいた保護者から。
先生がとても楽しそうに授業しておられたので、どんなふうに指導しておられるか教えてほしいと。
楽しそうに授業をしているって言われることが、ここ数年増えた気がする。
授業は全然上手にならず、反省ばかりだけど、
そう言ってもらえるのはうれしい。



明日の福知山での外国語活動の研究授業のレポート発表、意外に大きな分科会だったということを知る。
急にドキドキ。
早起き、がんばる。