ひょっこり

昨夜は疲れているのに眠れず、今朝も早くに目が覚める。


何人もの知っている人が出てくる夢を見て、
その人たちをみんな悲しませてしまうような夢だった。


あの子とあの子のことを思い出して、涙が出てきて、
夢にいるのか現実にいるのか、わからなくなって、もう一度眠る。


昨日の授業の断片(珍事件など)メモ。

・昼休みにthrow up したA。5時間目にthrow up用の黒い袋をぷらぷらぶら下げて戻ってくる。
公開授業の時も、ぷらぷら下げながら、見本してくれる人?というと、出てくる。
ちょうどいいところにいるので、最初の音響係もしてもらうと、次のタイミングも、音響としてデッキのそばにでてくる。
タイミングもばっちり。
夢シーンの曲流す前には、「先生、さっき、6番でとめちゃったから、7番に戻さないと」と言って、わざわざ間違わないように設定し直しにくる。愛しい。
眠る前にビートルズを聴くという彼。
夢のシーンの曲は、オルゴールバージョンのイマジンにした。彼は気づいていただろうか。


オバマが大統領になったことを夢シーンにしようというアイデアを出したB。どこからともなく画用紙を持ってきて、肩からかけるタスキを作り始める。「セロハンテープー」と、テープカッターを探し、いつもの場所にないことにぶつぶつ文句を言う(参観に来られた人への掲示するための作業で、廊下に出していた)。作業しながら、「stap細胞はあります!」と溌剌と叫ぶ。つくりながら、近くの先生に、オバマの苗字を尋ねるも、その先生はわからず。仕方なく、オバマドナルド・トランプ、と描いたタスキが出来上がる。彼は、演じはしなかったが、小道具係として特技を発揮して満足気。静止画の時も、バスの運転手席に座って、にこにこしてた。元はといえば、「通常の」英語の授業をすると、チャンツフォニックスに対して「また、これー?」と、飽き飽きした感じを包み隠さず!言う彼の発言も、今回のような授業につながったのだった。彼が楽しそうに終始参加する授業になったので、ひとつうれしく。

・食堂で英語の台詞を言う子の中に日本語の台詞を言う子がいると、笑う。あ、日本人もいたね、と和む。

・宇宙飛行士の中に、なぜか火星人もいる。ぺらぺーら、ぺらぺーら、と話しながら、変な動きをしている。

・私が、「ローザのように、力強い、NO,YESでね」とゲームが始まる前に言うと、「ローザが言ったのは、NOやで。YESちがう。」と、指摘をする。


・ナレーションは、英語歴が一番長い女の子にしてもらうことに。めちゃくちゃ上手。
少し仕込んで、専門家として登場する、というのは、岩瀬さんの実践からインスパイアされたもの。
今回の授業では、多用した。とてもいい。


・BGMを、前日の夜から準備。やっぱり最初はジャズだと思う。彼らとは、学習発表会でsing,sing,singとゴスペルoh happy dayを歌い、演奏したので、黒人文化を共有してきたんだな、と思う。ジャズの似合う子たち。


・あらためて、ユニークなひとたちだと感じ入る。


最近、何の音楽を聴いていいかわからないような気分の日が続き、無音状態だったけど、we shall overcomeから、やっと戻ってきた。


小林武史のWORKS I 。
聴くと、ああ、これ、ダンス部時代に作品に使ったなあという曲がちらほらある。
Old Marketという曲が好き。
「地下鉄に乗って」は、好きな映画で何度も観た。時代を行ったり来たりする作品、好き。

WORKS I

WORKS I


今日は、ひょっこり、探し物がでてくる日だった。


雨の日も履けますと言われて、赤い靴を買ってしまった。
赤い靴だなんて。


そうして、少しずつ春になる。

ああ、贈る言葉、かかなくっちゃ。
何の詩にしようかな・・・。