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レポート発表の準備で、昨年度のクラスの子たちとの授業映像を編集。
キング牧師ローザ・パークスを取り上げた外国語活動の授業。
改めて見て、すごーくカオス。
なんじゃこりゃー。
笑える。
本当に、ユニークな人たちだった。
「こういうことしたい」、「こういう授業をしたい」という思いを、
私から引き出させるパワーの持ち主だったと思う。
今年の1月のことなのに、もう、随分遠く昔のことのようだ。
過去と現在はたしかにつながっているけれど、
戻れない深い隔たりがある。




今日は授業参観。
4年生3クラスを4分割して、そのうちの1チームの発表を担当。
4ブースに分かれてのポスター発表を見守る。
目が不自由な人のための工夫、耳が不自由な人のための工夫、体が不自由な人のための工夫、
バリアフリーユニバーサルデザイン、日本に来た外国人のための工夫、食物アレルギーのある人のための工夫、特別支援学級での工夫の8つをテーマにした発表。


食物アレルギーのチームの子たちは、エピペンについて詳しく話したり、給食のこんだて表を見せながら説明したり。
お家に友達が遊びにきておやつを出すときは、かならず「アレルギーはない?」と尋ねましょう、とまとめる子も。
すてきな発表だった。


調べ学習と並行して、
NIEでも視覚障害者のホームからの転落についての記事やパラリンピックのマラソン伴走者についての記事を取り上げて感想を書く学習も。
6年生の意見文のスピーチ発表の学習の後、クラスから数名ずつ代表で4年生へのモデリングもしてもらった。
とにかく、色んなところで学習が有機的につながるようにデザインしたり、コーディネートしたりするのが、私の仕事。
全く、きれいに整っていないが、思いついたものは、相談して、どんどんする。
こどもの姿を見て、それを基準にして教師の意識をそろえていく、というやり方の方がいいんだと思う。
上からこういう意識で指導しましょう、というのも大切だとして。



5校時は、体育館から6年生の美しい歌声が響いてきたので、聴きに行く。
「折り鶴」という歌、初めて聴いた。
涙が出る。
言葉にこだわって歌うと、
目の前にイメージをつくって歌うと、
きっと、さらに、よくなるね。
今年、国語の加配になってとても楽しいのだけれど、
音楽の授業が出来ないのは、とても残念。
歌いたい。
演奏したい。
指揮がしたい。