11歳の彼ら一人ひとりが、
今の自分、6年生の自分へ、というテーマでたくさんの詩集の中から、ひとつの詩を選ぶ。
詩は、作品袋に視写。
彼らが選んだ詩が、とってもすてきで、
一人ひとりのものを圧倒されながら、読む。
詩集に書かれた言葉より、
子どもたちの文字で書かれた言葉は、
どうして、こんなにも強く訴えかけてくるのだろう。
その後、ノートに書かれたその詩を選んだ理由を読み、またまたぐっときてしまう。
その選択には、今のその子らしさがにじみでている。
11歳の彼らの、
その愛や、その夢や、その葛藤や、そのやさしさ、その助走に、
泣きそうになる私がいる。




ああ、来年は、たくさん詩をつかった授業をしたいなあって。
十の歌、百の詩、千の言葉をもつことができたなら、
わたしたちは、暗闇続く日々にあっても、
自分自身を励ましながら、
生きていくことができるだろうか。
歌、詩、言葉たちが、
灯となってくれるだろうかと思う。



わたしの役目は、
歌を、
詩を、
言葉を、
そして語り合い、
文章を綴ることの力を信じることだと思う。
そう、信じるのは、子どもでもなく、わたし自身でもなく。



左上の親知らずさんが生えてきて、疼く。
噛み合わせにも違和感が出てくる感じ。
うずうず。
歯医者さんに行くと、様子を見ましょうって。
ああ、ごはんが噛みづらい。



息がつまりそうになったときは、
くだらない話で笑い転げたくなって、
通りすがりの少年たちに助けてもらう。
去年のクラスの子たちにも、ずいぶん助けてもらっていたことを思い出す。
ユーモアはやさしいね。

三鷹台のハクモクレン
2年前の春分の日に見かけた。
今週末も同じ場所を通る。
ハクモクレン、咲いてるかなあ。