久々に銀色夏生の詩集をめくってみる。
- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1988/09/01
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友人derriyに教えてもらった一冊。
わたしたちは、これを読み合った。
心に残った詩を選んで。
彼女があの時選んだ詩は、鮮烈に、私に残っている。
わたしがあの頃選んだものは、忘れてしまったけれども。
そして、江國香織。『すみれの花の砂糖づけ』
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/11/28
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ページの余白に織り込まれてた、いくつもの出来事や、いくにんもの人や、いくつもの光景が、
香り立つようで。
江國香織のように、わたしも、「五時の鐘」を持っている。
おうちに帰り、そして私は言葉を綴る。
小学校5年生の冬、わたしは詩という表現と出会った。
そこから詩はわたしにおかえりをいう存在になった。
だれといても、「五時の鐘」が鳴ればお家に帰る。
そして、詩に、「ただいま」を言う。
これまでも、これからも、ずっと、ずっと。