漠然と信じ込んでいる正しいやり方に疲れたら。

 先日のドリームコンサートで上演した、『ホエールトーン・オペラ第1幕』の中の、2曲目、『寒いのいや』。6年生が作った歌詞で、12番まであるんだけど、今、それがうちのクラスでめっちゃ流行っています。

 月曜日の音楽の時間に、ちょっとだけ一緒に歌って、全部の歌詞を教室に貼っておいたら、もう、喜んで歌う、歌。

 普段、歌を歌いたがらない子まで、歌う、歌う。

 今日なんか、朝教室に行ったら、数人が、ずっと歌い続けていました。しかも、歌い方が、かなりいい感じ。時々、自分達流に替え歌にして・・・。

 この歌も、ワニバレエも、平盛小で、受け継がれていくといいなあと思います。6年生が作った歌、1年生が喜んで歌ってるよ。6年生は、ちょっとはずかしくて、歌わないかもしれないけど、こういう形のコラボレーションは、素敵だと思う。6年生presents. Performed by 1年生。

 昼休みは、生活福祉委員会で、人権劇の配役決め。子ども達と、『続きを委ねる劇』を、創っていきます。なかなかいい感じで、やる気になっていて、楽しみです。

 教室に戻ると、自分のクラスでもめている子がいる。

 もう〜・・・毎日、毎日、ケンカばっかり!気分的に、しかるもの、話を聞いて細かく指導するのも面倒くさいので、えいっと思って、演劇にして、みんなで分析しつつ、楽しむことにしました。

 トラブルの原因になった子たちの行動や、言葉を演じてもらう。本人達は、それを、客観的に観る。そして、その場面を、ハッピーエンドに変える演出・ストーリー・台詞を考える。

 こうやってると、相手を責めるばかりのケンカの言い訳を聞かなくてもすむし、みんな笑顔で、なんだか気持ちよく、ケンカが解決するなあと思いました。

 私も、もうケンカの仲裁には、疲れました。いろいろ、おもしろい方法で、ケンカの指導を楽しみたいと思います。