赤く染まる

学習発表会シーズン。
いろんな教室から歌が聴こえてくる。


関わりのある学年の練習に呼んでもらい、
合唱を聴いては涙する。


先日は、4年生「大切なもの」。
今日は、5年生の「ぞうれっしゃよはしれ」に「HEIWAの鐘」。
去年は、あの人たちとOh Happy Dayを歌い、Sing, sing, singを演奏していた。
色んな思い出が音楽とともによみがえってくる。


今日は、5年生の子たちに少しだけ合唱の指導をさせてもらう。
久々に歌を歌って、とてもうきうきとした気分になり、
そのあとは、ずっと歌い続けていた。
研究教科、音楽というのもいいなあ、と、思う。
芸術教科や国語をひっくるめた「表現」を学校の中心に据えてみたら、、、と想像する。



様々な発表の引率やプレゼンテーションや公開授業が少しずつ終わっていく。
そうすると、12月の足音が聴こえてくる。



目をこらそうと、
耳を澄まそうと、
何か、感じようとするのだけれど、
それが難しい季節もあるみたい。



そういう時に、無理をしない。
聴きたい音楽さえもない夜もあるけれど、
こうして、こどもたちの歌声に救われるなんて、
わたしは、職業に救われている。



朝起きると、窓の外は、赤く染まっていた。