モンゴル12日目:泣き笑いのお別れ〜

モンゴル12日目。

パッキングして、お風呂に入って、帰りの準備。ナップをとってるエリカの横で、エリカへの手紙も書く。

この旅で、またお互いのことを発見した。わたし達は、お互いを、「がまくん」「かえるくん」と呼び合う。お互いを大切に思いながら、なお、わたし達は1人であるっていうことを、ちゃんとわきまえている、がまくんとかえるくんのような友達でありたいし、そうなっていると思う。

さて、エリカが頼んでおいてくれた友達が、朝の3時半だというのに、迎えにきてくれた。本当にありがたい。バートルくんは、日本の医大の博士課程でこの前まで勉強していたらしい。賢い〜!でも、天然でおもしろくて、エリカと一緒にげらげら。


バートル君に、最後に2人の写真をとってもらったら、「はい、ういすき〜」って言うんだよ。初めてきいたよ。でも、バートル君は、そういう表現があると思ってたんだって。もう、おもしろすぎ!

エリカとのお別れに、妙にしんみりして、あと1年半モンゴルで闘い続けるエリカの無事を祈って、泣いた。でも、バートル君がおもしろすぎて、もう泣き笑い。あ〜、でも、こういう場所でなくって、珍しい。エリカ、絶対、無事で帰ってきてな。お願い。待ってるから。

ありがとう。エリカとの旅は、いつだってspecialだよ。


お互いふりかえらずに、「また明日!」って別れるのがルール。

動物界の不文律だもん。なれなれしくしすぎないの。お別れは潔く。

ああ、テイクオフ。朦朧とする意識の中で、眼下に広がる景色を写真に収める。



モンゴルは、モンゴル。どっから見てもモンゴル。つつみかくさず、モンゴル。

出会えてよかった、モンゴル!