昨日は、バレンタインの前日ということで、昨年と同様、アメリカン・ブラウニーを焼いて、クラスの子ども達にプレゼントしました。
Sくんに、「どう?」と聞くと、「梅干の味がする。」といわれました、
「え?それって、まずいってこと?」と聞くと、「ううん、まあまあおいしい。でも、梅干の味がする」といわれました。笑。
1年生は、味覚の表現も独特やなあ。
「ブラウニー」という名前を覚えてほしかったですが、かなり難易度が高く、言うのに苦戦している模様が愉快でした。
前々から、そのSくんが、「Sな〜、バレンタイン、先生にチョコあげるわ〜」と、言ってくれてました。
そして、今日の放課後、とことこやってきて、かわいいチョコをくれました。「チョコとかすん、むずかしいなあ」と、お母さんと作った様子を語ってくれました。もう、うれしすぎる!ありがとうね〜。
かわいくて、もったいなくて、食べるのがおしい!!
そして、バレンタインの今日は、「しなリレ・クリエイティブミーティング」@カフェ・コモンズでした。
しなリレのこれからについて、かめちゃん・しんしなさん・シェリーさん・すぅさん・キューピーの5人でああだこうだと語りました。
話している中で、自分の考えていることもクリアになったし、みんなの思いも明らかになってきました。答えがスパンとでるわけではないけれど、お互いの違いや同じを探っていって、ゼロからイチを創ることが、私はすごく楽しいのです。
もちろん、みんな同じ考えではないので、色々、意見の食い違いも出てくるのですが、そういうのもおもしろい。遅めのランチやらsweetsに舌鼓を打ちながら、話がいっぱい飛びながら、3時間語りました。まだまだ語り足りない。さてさて、これからどんなふうになっていくかな?
いくかな?って、結構無責任な言い方ですけど、ここ最近気に入っています。
その後、いーちゃん@中学の同級生と四条で待ち合わせてベトナム・フレンチのお店へ。http://www.xuan.jp/index.html いーちゃんオススメの、なかなか素敵なお店でした。
お料理に入っているパクチーが、私は大好きなんだけど、いーちゃんはどうもだめらしい。
「だって、カメムシの味がする」って言うんです。
ええ?そうかな??
ブラウニーは梅干。
私とあなた。こんなにも感じ方が違うということが、嬉しいです。
春が来ましたね!とってもあったかかった。もう、うきうきしてしまいます。
このおだやかな日差し。
この季節になると、『ジョゼと虎と魚たち』を思い出してなりません。
というのも、3年前の今頃、ずっと『ジョゼ虎』のサントラを聞いていたから。
くるりの『Highway』を聞きながら、旅に出る理由を探していました。
その頃は、理由があるから行動があると思ってたから。今は、行動して理由に気づくようになったけれども。
この季節に見るのがオススメです。
でもね、めっちゃ切ないから、覚悟してね。
原作の本の方が、安心する最後です。
- 作者: 田辺聖子
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この小説の中の短編は、どれもいいけど、中でも、『恋の棺』の主人公のウネが、私好みです。何回も何回も読み直してる。
ウネを、ローマ字で描くと「une」で、フランス語でユンヌ・・・女性名詞につく不定冠詞。
田辺聖子さんが、そう考えたのかどうかは定かではありませんが、ウネちゃんは、本当に、女性の中の女性という感じです。
いつか、エリカが、私のことを漢字一文字で表すと「女」だと言ったね。
いつかのいつかのお話。