今日は、記念日だね。

今日は記念日になった。
あの子とあの子が、仲良くなったよ。

帰りの会。いいこと発見で、口々に、嬉しそうに、周りの子が報告する。
「サッカーの時、○○と○○の連携プレーがすごかった!」
「チームワークがよかった」

その発言を聞いて、クラスのおちゃめボーイが言う。
「○○さんと○○さんが、仲直りできてよかったです」
一同、拍手!

照れて笑う二人。かわいいなあ。

今日は、記念日だね。長かったけど、こんな日が来てよかったね。うれしいな。
こどもって、お互いのことを、本当によくみている。

放課後、忘れ物をとりにきた女の子二人が、
「ほんま、よかったな〜」と言いながらかえっていった。

友達の痛みを感じて辛くなり、
友達の幸せを喜び。
クラスメイトを、ゆったりと見守る姿が美しい。
その姿に、教えられるし、救われる。
今年もまた、子どもから教わることが多いと思う。

***

クラスのロボット博士は、手を描くことが好き。
今は、リサイクルの紙の裏に、手の指でっぽうを描いている。
なんともシュール。
それを、その子じゃなくて、その友達が持ってみせて歩く。
机の上には、黄色いロボットの頭部がちょこんと。かわいい。

***

どうして公立にこだわるのか。
いつも、どこかで考えていたけれど、今日ふと思ったこと。

わたしは、しがらみとか、うまくいかなさとか、足りなさとか、閉塞感とか、不自由さとか、少しの不幸や悲しみみたいなものを、
すごくすごく必要としているし、愛しているということ。

自分のやりたいようにやれることを、実はあんまり求めていないみたい。
うまくいかない毎日の中で、ふと降ってくる幸せみたいなもの。
差しこむ光。
それが見たいのかな、と思う。



***

ここ数日で届いた本たち。

クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST

クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために

“ENJOY CAPTIVITY(束縛を楽しむ)” pp.98

修士論文で中心的に取り上げたLois HolzmanとFred Newmanによるヴィゴツキーについての本の再版。
ゆっくり読みます…。

教師教育学:理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ

教師教育学:理論と実践をつなぐリアリスティック・アプローチ

今度、お手伝いしているコアプラスという一般社団法人で、教員養成の講座に関わることもあり…勉強します。

深呼吸の必要

深呼吸の必要

以前に紹介していただいて、ずっと欲しかった1冊。卒業式までは、クラスで詩をいっぱい読もうと思う。

学習発表会で合唱って楽しい!指揮、合唱指導っておもしろい〜とあらためて思った。
5年前に受けた石川先生の合唱の講座、とても心に残っている。
教員生活の中で一番の闇の中にいた頃、春の光を感じた。
http://www.sogogakushu.gr.jp/asunokyoshitsu/dvd_008.htm 
卒業式はどんな曲を歌おうか。

今、読む本だと本が呼びかけて来た。

閉塞感のある社会で生きたいように生きる

閉塞感のある社会で生きたいように生きる

題名がいい。シューレ大学の書物の言葉は、どうしてこんなに心を揺さぶるのだろう。

あなたと読む恋の歌百首 (文春文庫)

あなたと読む恋の歌百首 (文春文庫)

幾度の引っ越しでなくしてしまったのか、誰かに貸したままなのか?
わすれちゃった。
詩についてのエッセイとか、絵をもとにしたサイドストーリーとか、歌をもとにした小説とか、そういうものが好き。
短歌を歌えるようになりたいな〜。

今週末は、東京に、ひそかにファンである、ある方の短歌の展示を観に行く予定。
あとは、うさぎスマッシュ展。http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/148/
そして、六本木クロッシングhttp://www.mori.art.museum/contents/roppongix2013/

それから、パフォーマンス心理学の研究会。
幸せな週末になりそう。