Out of the box

はみ出たものを元に戻そうとはしない。

はみ出たものは、はみ出るだけのエネルギーを持っている。
その声に耳を傾け、そこから何かを生み出したい。

安定とか、規律とかで再学校化するのではなく、
異なっていくことから始まる何かをおもしろがってみたい。

掌握とか、コントロールとか、マネジメントとかではいいあらわせないような
問いがつきつけられたとき、
そこでは、わたしは、その子と未来をつくらないといけなかった。
教育書や○○術、○○力なんか、みんな捨てて、学んできた自分も、教えてくれた方々さえも疑って、
その子の声を聴かないといけなかった。

こどもたちは最先端だ。
悪いと言われている状態でさえ、可能性に開かれていると思えてしまう。

はみ出たものを元に戻そうとはしない。
そこに、ステージをつくってしまおう。

* * * * *

今日は、仕事はじめ。
2学期は1枚も書けなかった学級通信を書く。

明日から始まる卒業までの52日。詩集の中から選んだ詩は、秋葉てる代の
『未という字』。

詩集は、ずっと大事にしているこの1冊。

いまを生きるあなたへ贈る詩50

いまを生きるあなたへ贈る詩50

久々の教室は、白くやわらかい冬の日が差し込み、なんとも言えずあたたかかった。

冬の光は白い。
そんなことに気づいたのは、そう遠くはない日。