今度、市の英語フェスティバルがあります。私は、表現クラブの担当なので、21人の子どもと一緒に練習のまっさい中。
「パフ」という曲をもとに、オリジナルの音楽劇in Englishを作っています。
少年ジャッキーと魔法の竜パフの物語なのですが、最後は悲しい結末。
それを、ハッピーエンドになるようにしました。
ダンスも、劇も、インプロ(即興演劇)や、即興ダンスのワークを使いながら、子どもたちと一緒に創りました。
「はい、じゃあ、次は、こうして、その次はこうです。」というふうに、手取り足取り教えるのではなく・・・
夢中になって身体を動かして遊んでいたら、いつのまにか、劇ができちゃった!
というのが理想です。
もう一人の担当が、音楽がとっても堪能な先生なので、ピアノで、いろんなメロディーの伴奏や、効果音をつけてくださいます。
オリジナルの、なかなかいい感じの音楽劇が出来てきました。
内容の一部は、こんな感じです。
1.ネームダンス
ネームダンス。セレノグラフィカさんのワークショップで教えてもらったもの。自分の名前を言いながら、身体を動かす。短いダンス。それを、つなげていく。短いけれども、個性が出る。振り付けすべてに、名前という意味があり、その人らしさがある。そして、出来上がったダンスは、今回のメンバーだからこそできた、オリジナルのものになる。踊るたびに、全員の顔が思い出されるといい。
2.「パフの悲しみ」インプロゲーム 静止画 感情彫刻
パフの悲しみを、小グループで身体で表現する。「孤独」「絶望」「悲しみ」「驚き」など。
3.「パフとジャッキーの思い出」・・・インプロゲーム「そうしよう!」
A「ねえ、○○しよう!」B「そうしよう!」お互いのアイデアを受け入れて、共有する即興遊び。おにごっこしたり、探検したりする。パフとジャッキーは、どんなことをして遊んだと思う?想像して、動いてみる。出てきた動きを、取り入れていく。
4.「ハナリー島ってどんな島」・・・インプロゲーム 「スケッチ」
物語の舞台の「ハナリー島」には、どんなものがあるか、動きながらアイデアを出す。イメージをふくらませ、共有していく。火山や、バナナの木や、星空があることになりました。
本番まであと10日ほど。休み時間の特訓は続きます。