この目を閉じても

昨夜から急に視力が落ちた気がする。
コンタクトを外すと、あまりに視界がぼやけるので、不安になる。
そうすると、夢にもその不安があらわれる。
赤色が見えなくなる夢だった。
世界の景色が変わってしまう。
今日もやっぱり調子が悪い。
こういうことってあるんだろうか。
疲れているのかな。
なんだろう。
右目だ。
右目が変。


今日は6年生が週末の舞台発表の直前ということで、校内で合唱の発表。
3曲歌を聴き、やはり「折り鶴」で涙する。

「生きていてよかった」

この歌い出しだけで、もうだめだ。目の前がかすむ。


この歌に描かれる世界と、今の私にとっての「生きていてよかった」を噛みしめる瞬間がクロスオーバーする。

「この耳をふさいでも
 聞こえる声がある

 この心閉ざしても
 あふれる愛がある」

 『折り鶴』作詞・作曲 梅原司平


歌にしかできないことがあると、歌を聴くと思う。









明日は6年生の児童が出場する青少年の主張大会の引率。
7分のスピーチ発表。


最終的に、スピーチの指導は合唱指導とすごく似ていると思う。



ああ、目の前がよく見えない。


それでも

この目を閉じても、消えない。
消えない光景がある。


この春見たお芝居の台詞にあったな。


なかったことにはできないって。
「だって、あなたは、私のことを目で見ているわけではないもの」って。
衝撃的な台詞だった。