本質を見る、ということが難しい。
とらえる、というか。
そのものが内に持つ輝きをみる、という。
質。
同僚のベテラン教諭に、本質を見抜くことに長けた方がいる。
授業が素晴らしく、彼女は、本質、という点で、作品ともこどもともつながっているのだな、と思う。
思えば、ずっと、わたしの課題なのだ。
本質を見る、ということ。
本質を見抜く、ということ。
どうすれば、それを磨いていけるのか。
それは、狭い意味の教材研究ではないのだと思う。
自分自身が、心から何かに強く心動かされ、
それを人に伝えられる言葉で語ること。
受け取ることと、受け取ったことを形にすること。
それが、本質を見るためのレッスンなのではないかという気がする。
でも、それは、わたしには、すごく難しい。
だから、浅く、薄っぺらだ。
希薄さは、生きやすさでもあるはずだが。
同僚の彼女は、とてもとても生きづらそうにも見えるから。