今日という日。
金曜日朝学習は全校でNIE。
全教室を回る。
2年生は写真を見て、言葉集め・見出しづくり。楽しそう。
3年生はキャプションを見て、季節の写真スクラップ。
4年生は遠足でいなーい。
5年生は要約+記事の感想。毎日小学生新聞より、ガリガリくんの値上げの記事。5W1Hを探しながら要約。
6年生は200字意見文。問いかけ・要約・自分の意見。朝日小学生新聞より、「こい」以外のこいのぼりの記事。
ちょこっと入ってアドバイスや、活動の具合も見たり、サポートしたり。
1時間目。6年国語。
今日はオリエンテーションで、2クラス合同。
「わたしと本/森へ(星野道夫)」
本と自分との関わりについて振り返る。
ノンフィクションを読み、「森へ」の魅力を伝えるリーフレットをつくる。
はじめということで、担任の先生お二人に、「大切な1冊」と、何故に大切かを語ってもらう。
わたしは『窓際のトットちゃん』。
教師になるという思いを強くさせてくれた1冊だ。
- 作者: 黒柳徹子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/03/05
- メディア: 単行本
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今年は、担任の先生たちに、こうして、自分と何かについての関わりを語ってもらう場をつくる、ということを積極的に取り組んでいる。担任とこどもの間に、第三者の国語加配のわたしが入るということ。それだけで変わる関係性、作れる磁場、ステージがある。
その後、司書の先生に用意してもらったこどもたちの6年間の読書記録を配布。
1年生の時に初めて借りた本はなんだったっけ。6年間で読書傾向はどう変化したか。何冊かりてるの。何にはまってたかな。
とても興奮して読んでいた。
宝物だね。本当にありがたい。司書の先生に感謝。
授業の最後には、「わたしたちが読むのは・・・」を、交流する。
なぜ、読むのか。読むことのよさは何か。
模造紙にまとめて、掲示する予定。
自分たちの学びを意味付ける作業は、とても大切だと思っている。
2時間目は空き時間。
児童書購入のリクエストをまとめる。
えーっと、何の本を頼もうと思ってたっけ・・・と、いつもまとめておかなかったことを後悔する。
その時、その時でかきとめなきゃね。
来週は、図書館教育部主催の選書会。
楽しみ。
3時間目、4時間目は5年生の国語。
新聞を読もう、の最終。
新聞用語を復習したり、要約・感想のまとめ方のポイントを整理。
授業後、早速新聞コーナーで、新聞紹介用の記事選びをする子がいて、一緒に紹介文を考える。
これから給食準備時間は、新聞コーナーでぶらぶらすることにしようと思う。
そこで私も小学生新聞に目を通し、情報収集し、こどもの様子を見る。
5時間目、6時間目は6年生国語。
説明文の発展学習。説明文ばらばら事件。
「イースター島にはなぜ森林がないのか」(鷲谷いづみ)を使って。
興奮気味に学ぶ子の中に、放心状態の子もいる。暑い午後だった。
放課後は、NIE添削、掲示物作成、4年新聞づくりの教材研究、6年ノンフィクションの教材研究、校内研修図書のリスト作成、外国語活動部担当の先生と雑談、新聞の整理・・・。
毎日仕事に追われているけれど、
とても楽しく、ああ、わたしは、こういうことがしたかったのだ、と思う。
色んな教室に行って、色んな先生やこどもたちと出会い、授業をする。
その先生の強みを、授業デザインにいかしていく。
情報収集をして、必要な人に届ける。
国語ルームに住み、そこに色んなこどもたちがかわるがわるやってくる。
早くやってきて、かかっている音楽に耳をすませる子もいるし、
授業終了後もそこに残って、教材の片付けを手伝ったり、おしゃべりをしていく子もいる。
書くサポートが必要な子がやってきて、かけたら満足そうに帰っていく。
言葉を学びたくなるような教室になるように、もっと、もっと、環境を整えたい。
夜になればなるほど、色んなアイデアが舞い降りてくる。
短歌も、飾りたい。
本棚のむこうでアンネ・フランクが焦がれたような今日の青空 /岡野大嗣 #tanka #サイレンと犀 pic.twitter.com/gjGr3qBQj6
— サイレンと犀 (@silentsigh1412) 2016年5月12日