あめふり


強烈な違和感。
笑いって、怖いな、と思う。
自分が笑わせているようで、
人に恥をかかせているだけ。
こどもたちは笑い、喜んでいるように見える。
そういうことを好む人もたくさんいるのは知っている。
そうして、そういう文化をつくることに協力していっている。
私の中にだって、大なり小なり、そういうところはある。
笑わせているのか、笑われているのか、
こどもを利用しているのか、こどもをフォローしているのか。
尊厳、を忘れないでいたい、と改めて思う。
相手の、自分の、お互いの。





あとは、すべてよい1日だった。
授業は、いつも、想定するところまではいかない程度に、想定外のことが起こり、おもしろい。



小中連絡会。
中3になった彼らはとても大人っぽく、頼もしかった。
中1の彼らは、初々しく、楽しそうにしていて、ほっとした。
美術部に、かつてうちのクラスにいたロボット博士と、昨年度の漫画家くんがいる。
部長の彼女は、とても晴れやかな笑顔の少女になっていて、
雨上がりにかかる虹のようだった。