こどもじだい


こうなるために、こうする、とか、
これをめざして、こうする、とか、
そんなことも、たいせつなのかもしれないけれど、
そんなこととはまったくむえんに、
やりたいことを、
やりたいように、
やりたくないことは、
そっぽをむいて、
むちゅうにぼっとうするえねるぎーを、あいしていて。



こどもにしかはなせないことば、しぐさ、ふるまいで、
おおよそ、おとなのせいりせいとんされたかんがえかたではりかいできないやりかたで、
りかいしあうひとたちと、くらしているのだと。
その、いましかないかんじ、を、
いとおしくおもう。



やすっぽいじこけいはつぼんみたいな、
どこかでききかじったようなわたしのことばより、
くらすみんなをなごませる、きみのふかかいなげんどうのほうが、
よほど、かちがあると。