Nocturne

ここ数日、「新年」とタイプしようとすると、必ず「深淵」に変換される。
つまり、Nのタイプがあと1回足りないのです。
深淵から抜け出るためのN!
暗喩に満ちた、Nとは何でしょう。

【深淵】:1 深いふち。2 奥深く、底知れないこと。


午後。とても気に入っている叙情的で短いノクターンを。
ああ、Nは、Nocturneかもね。
それはすてき。


やっと今月末の研究授業の構想に取り組む。
もやっと考えていたことを、言葉にしながら、メモメモ。
やったことのないこと、見たことないことをやってみよう、というのが自分に課しているテーマ。
新規性、提案性のある、かつ、チャレンジングなものを。
でも、まだ、核が見えてこない。
毎日考えていると、きっと、どこかから降りてくるだろう。
イデアは、いつも。


アメリカにいた時、1月にマーティン・ルーサー・キングJr.のための祝日があった。
アフリカン・アメリカンの子どもたちが、誇らしげにくるくるした笑顔で祝っていた。
大学内にも、展示コーナーがつくられていて、観に行った。
1月は、そんな話もしながら、人類の描いた夢を体験する授業にしたい。


疲れているはずなのに、覚醒して眠れない。
今日は、新年らしく、仕事が進んだ。
大学院の頃から、お正月はお家で過ごす。
だるまストーブの傍で、飲み物片手に本を読んだり、PCに向かって文章を書いたり。
結果的に、お正月が一番仕事がはかどる。
本も読んだし、企画準備もした。
今年は、研究モード、創造モードに戻る年だという自覚と運命がある。
この十年の集大成のように取り組みながら、扉を開けるといいと思う。



いい初夢が見られますように。


三度目のお正月にかつての脈拍は聴こえない。