teen’s

今日はがんばった。
ひさびさに。
ちゃんと、じぶんに、せかいにありがとうをいってねよう。


ここから。
ここからをどんなふうに歩くか。


そして、また新しい夢をみるだろう。


「こんな馬鹿な気持ちを歌にしたら笑うだろう
 なんて弱いやつだと相手にされないだろう」(andymori "teen's")



andymoriの曲の中で一番好き。




山崎駅を出て、駐車場に向かう道すがら、
ああ、わたしは、しつけが苦手なんだよなあって、思い出す。
子どもの「しつけ」、全然できない。
そして、飼い犬のカイくんのしつけも全然できなかったことを思い出す。
しつけが行き届かず、鎖を離れた愛犬は、暴犬と化し、つかまえにいった飼い主のわたしの手に噛み付いた。
右腕からはところどころ白い脂肪がのぞき、血がだらだら出て、
痛いのと、それよりも、大好きなカイくんとこんなことになってしまって、
中学3年にもなっているというのに、田舎道を声に出して泣きながら家に帰った。
おいおいとずっとずっと泣いて、病院に行ってもまだ泣いた。
そして、帰ってきて、塾の夏期講習の問題集に載っていた吉野弘の「真昼の星」を読んで、また泣いて、でも落ち着いた。
それでも、カイくんとはずっとずっと仲良しだったけれども。

あの時は、teen's。
でも、今も、そうかわりはしない。