Again


7月から約束していた友人と会う。
しなリレにきてくれたのがきっかけで、インプロ、ドラマ、人生の時々で一緒に過ごしてきた大切な友人。



彼女にカウンセリングしてもらいながら、人前で流したことのないような涙があとからあとからあふれた。
32年分泣いたと思う。
インナーチャイルドのケア。大丈夫だよ、ありがとうって言う。
過去の自分自身に。
私は、やっと、少し進めそうな気がする。



獅子座の新月の日。


昨日、twitterで偶然高校生の頃聞いていたCoccoのAgainの歌詞にぶつかった。
これは、死の歌、別れの歌だということ、高校生ながらに、その絶望的な感情を感じながら聴いた。
大好きな曲だった。
今、聴けば、これは死と再生の歌だろう。
喪失と、それでも、やはり、再生の。
私たちは、生きていかないといけない。
逃げたり、向き合ったり、受け止めたり、
自分を許したり、さよならを言ったりしながら。

新月の空を見ながら、今日の友人の話を思い出しながら、
なぜか、また涙がこみ上げてくる。
私は、私のために泣いているわけでもないのだろう。
また、誰かのための涙は、私のための涙だろう。



別れるために出会う。
この絶望的な真実に、
生きている限り、向き合っていかないといけない。



この夏、風立ちぬの菜穂子さんに似ていると、二人の知人から言われる。
夏が、もう少しで終わる。