きれいなもの

今日から懇談。

「黒板に朝書いてあるメッセージやイラスト、きれいなものを、楽しみにしているんですよ。」と、あるお母さんが話してくれる。

そうかあ、こちらにしたら、何気ないことだけれども、その子の1日を彩っているのだとしたら、こんなに嬉しいことはない。



夕方。窓から2本の大きな虹。



雨は降っていなかったので、もっと南の方で降った雨がかけた虹だね、と同僚と話す。


『陽の照りながら雨の降る』


Coccoは、雨の歌を歌う。
Coccoは、陽の光を歌う。
Coccoは、季節を、天気を、歌う。


初めての教育実習は、大学3年生の時、附属小学校の1年生の教室だった。
夏の暑い日の朝、絵本を読んだ。
選んだのは、Coccoの絵本。

南の島の星の砂

南の島の星の砂

クレヨンのスクラッチ画が大好きで。

改めて思い返せば、Coccoの歌やエッセイには、いろんな人との思い出がある。

留学中、恋愛がクラッシュしかけて、NewYorkの42nd Streetを、『遺書』を歌いながら、ひたすら歩いたこととか(暗い)。

想いを寄せた人に、Coccoのエッセイに手紙をしのばせて渡したりとか。

想い事。 (幻冬舎文庫)

想い事。 (幻冬舎文庫)


カラオケでMy dear pigを歌ってほめられたりとか。


大雨の降る京都の音博で、白いワンピースでくるくる踊るCoccoを涙か雨かわからないくらいぐちゃぐちゃになって観たこととか。


Singer Songerの曲をかけて、運動会の全校体操もした。


切っても切り離せないわ。
Coccoちゃん。