初夏の帰り道

寄付のリターンとしてもらったシンプルですてきなカレンダー。
もう7月なので、一枚、一枚、破ってさよならしていく。
そして、夏の予定を書き込む。
まだ決まっていないことも、決まっているかのように書き込む。
多分、そうなるだろう。


この夏は、2度、福岡に行くことが決まっている。
そのまま、長崎を訪れようと思う。
5年前の8月6日は広島にいた。
6年担任をすると、やはり、その場所に赴きたいという気持ちになる。



文月。
このブログも、書き続けて(書かなかったりしながら)10年。
届かない手紙のような散文が堆く積まれ、それ自体が、何かのメッセージを持ち。
2005年〜2007年に書いていたブログのタイトルは、"the way homeーどこまでも続く景色、果てしなき雑想ー"というもので、
今思っても、自分には、ぴったり。 
そう、文章を書くことは、帰り道なのだ。
自分に帰る。お家に帰る。
その心細さや安堵や興奮や絶望を抱えた帰り道、そのものなのだ。



さくらんぼの実る頃』。
保育所の私のシールは、さくらんぼだった。
こどもながらに、自分にぴったりだと思っていた。
大好きな初夏がゆっくりと通り過ぎていく。


七夕は母の誕生日。
還暦だね。おめでとう。