daydream

土曜参観。
いつもは寝ている時間に、学校に、教室にいる不思議。
変な感覚。
ちょっと覚めない夢の中みたいなんだ。
私は、よく、教室の夢を見るから。


朝学習の時間、今日は絵本を読むことに。
Because, today is SATURDAY!
ちょうど本棚にあった絵本であり、時間的なサイズにぴったりだった絵本であり、今日の参観授業が絵画作品を扱うものであり・・・という、いくつかのものが「理由」となり、「偶然」となり、私の行動を決定づけ、背中を押す。


1冊目。「てん」。
展開を楽しみながら読む。


2冊目。「ZOOM」。
これは、今日の授業の内容(絵画作品の「俯瞰」→「フォーカス」となる流れに合わせて)。


最後のページ。
地球が小さな点になる絵を見て、クラスの漫画家が一言。
「この本も、"てん"やん!」

ああ、本当だ。
なんという偶然。
いや、あの子が発見した、共通のテーマ。
最後には、これまた谷川さんの詩がついているし。
この2冊の、不思議なつながり発見。
これで、今日は幸せな日。



来週は、アートカードを使って、絵と絵の共通点探しをしよう。
全く違うところ、違う文脈でつくられた作品に共通するテーマを見つける。
そうして再編集され、新たな価値を生んでいく、その瞬間に立ち会いたい。


彼らの絵の見方は、本当におもしろい。
自由でありながら、本質をついてくる。


意味に開かれているのだ。
本当は。


今朝は、ひどく風が吹いていた。
ベランダで大きく揺れる洗濯物を見ながら、ああ、飛んでいっちゃうのかなって思いながら、体が動かない。



もしかして。
もしかして。


それは、本当にはならなかった。
3度目の、嘘。
そうして、人生は続く。


UAかっこいい。
高校、大学の時にいっぱい聴いた。
UAの歌うてぃんさぐぬ花で、ソロダンスを踊りたかったけど、
夢のままだった。


11歳のクリスマス。
井上陽水オフコースのCD、それにCDボックスがサンタクロースから贈られた。
私は、色んなことを悟らざるを得なかったけれど、
まだ、信じていたよ。
信じるということは、そういうことだったんだなって、
思い出すための記憶。