るんどせらに夢

タイムラグを経て感じられることがあまりにも多い。
学校での出来事は。
多分、うまくこころが機能していないのだ。


トランスファーのうまくいかなさの問題だ、と最近は自覚できるようになった。そして、書くことがそのつなぎ目になることも。私は、大抵の場合、咀嚼に時間がかかる。


金曜日。
「せんせい、あげる」
小さな折り紙を、あの子がくれた。
それは、折り紙でつくった、黄色の小さなランドセル。


やってきた男の子が、手に取り、それに名前をつけた。
「るんどせら、やで。」


るんどせら。
小さな鞄の中には、君の夢がつまっている。
夢を見つけたい、と願う君の夢が。


来週は、これを持って旅に出る。
まだ名前しか知らないような君たちと。



週末の偏頭痛は、昨夜、今朝を経て、おさまったかと思いきやクレッシェンド。映画に行くのもあきらめる。
どんな音楽も、この痛みにはなすすべなし。