いきる

グラスルーツ体感会 as a 理事。
またしても、電車を乗り過ごし、戻りながら会場へ。
地下鉄中央線とは、相性が悪い。

理事みんなが20分ずつの講座。
みなさんステキ。勉強されてて、すばらしい。
すみさんの、「三」をめぐることわざの発声が気持ちよかった。「一日三秋」を選ぶ。

20分ミニ講座。
私は、「学習者としての履歴を語る −即興を学ぶ私は誰か−」というタイトルで。
電車の中で何をしようか考え、他の人の講座リレーを見ながら考え…。

結局したこと。

・「あなたと即興の出会い/どんな出会い/その意味」ペアトーク
・ワークショップにおける学習者履歴:「参加者の履歴を尊重する」
・詩をめぐるストーリー「先生、それは詩じゃない」:学習者の履歴について
・アクティビティ「ミラー」(BGMは「アラベスク第一番」(ドビュッシー)「リリィ・シュシュのすべて」のサントラより)


・ワーク振返り
・私×即興のストーリー:コンタクト・インプロに出会った/あいだにある創造性/学習観・発達観を変える即興アナロジー/本との出会い「即興=人生」

終了後は、来年度の即興型学習研究会についての作戦会議。3人寄れば文殊の知恵。

天満橋ジュンク堂。探していた合唱の楽譜も手に入る。
「地球星歌〜笑顔のために〜」。いい歌。明日から歌おう。
この本も。まさに、今日のお話。
「フリープレイ 人生と芸術におけるインプロヴィゼーション
http://honto.jp/netstore/pd-book_26324227.html


遅い夕ご飯を食べながら、今日という日のため、というように4年ぶりに『空気人形』を観る。
いつも、何度でも思い出す、この映画。
ブログにも何度となく書いている。
雰囲気がすごく好き。
春風を感じる映画。
美しいのです。
http://d.hatena.ne.jp/Yuka-QP/searchdiary?word=%B6%F5%B5%A4%BF%CD%B7%C1

それに、音楽が透明でいいのです。
http://www.humanhighwayrecords.com/release/hhr48.html

吉野弘さんの詩が中核に登場する。
2度目に観ると、1度目には気付かなかった、「世界がゆるやかに構成されている」ということがはしばしに感じられる。見返すのおもしろい。


" 私も  あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも  あるとき
私のための風だったかもしれない "  吉野弘『生命は』より



季節が、いろんなことを、やさしく包み込んでくれるといいと思う。
季節が、いろんなことを、明日につれていってくれたらいいと思う。
季節は、やさしい。いつも、誰にでも。

今日のために、今日はある。だから、今日をだきしめる。
明日には、手放して、明日をつかまえなきゃならないもの。

春の祈りをこめて。