大切な友人のみどりちゃんが私のブログ読むのは癒しになると言ってくれたので、少し嬉しい。
自分のことだけしか考えず、自分の満足のために文章を書いているのにね。
彼女は、私の文章を読んで、私のことも、彼女自身のことも考えないという。
ただ、自分とは違うように物事を見たり、言葉にしたりする人がいるのだと、思うらしい。なるほど。
今日は、移動中の小さなつぶやきを載せておしまいにしよう。
今朝は会場までの道を迷って、迷って、すごく迷ったのだった。
「激しい人に囲まれると、その中で人は透明になる。」
長い間、家族で一番透明だったと思う、私は。
「ほら忘れ物。昨日は手袋。今日はイヤリング。つけるのが当たり前になると、忘れた時、空虚感がつきまとう。これが、江國さんのいう所有の悲しみ。この言葉を知って、輪郭を得た感覚。
ただ、忘れ物ができる、というか、私は、ちゃんと忘れることができる、というのは、かすかな安心を招き寄せる。」
明日は何を所有し、何を忘れるかな。