自分で自分を不自由にしながら

いつも通りの実家でのお盆休み。

読書、ヒラヤコーヒー、音楽、バナナスムージー、お墓参り、睡眠。
それもいつも通り。

細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)

細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)

昨年、旭川で買ったものを今、読み直す。
あまり読まない歴史小説。読むとおもしろい。
丹後がちらほらと登場。
その場所を訪れたくなる。
心模様の描き方は、三浦綾子さんの他の作品ととても似ている。
自分の感情へのうろたえ、戸惑いなど、特に。
それは時代を超えてくる。
ほら、わたしの中にガラシャがいる、と思わせられる。

からだが変わる 授業が変わる

からだが変わる 授業が変わる

鳥山さんの本をじっくり読みたくなった。
授業を創造するエネルギーに圧倒される。
そして、自分自身への向き合い方にも。
職員との関係…大変だったのだということもすごく伝わってくる。
それから…装丁が好み。

人間を育てる-シュタイナー学校の先生の仕事-

人間を育てる-シュタイナー学校の先生の仕事-

シュタイナー学校でのそれぞれの学年での授業の様子、子どものとらえ方が丁寧に書かれている。クリエイティブな仕事を夢中で読んでしまう。インスピレーションをたくさんもらえる。


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ここ最近、抑圧が被抑圧者からつくりだされる、と思うことが
時々あった。

…なんだから料理くらい…とか
…はお茶だしして…はしゃべる…とか
組体操は…の出番…とか
…はこうあるべき…とか

自分たちで自分たちを縛ってしまう。
「こうあるべき」を自分たちでつくってしまう、主体的に。
そして、同じコミュニティの中で、さらなる蔑視を生んでいく。
同質性の中でそれとは違う価値観や在り様を示すものを、排除していく。

ばかばかしい…と思ったら…戦わず、離れ、踊り、歌おう。

地元は大好きだけれど、窮屈さはいつまでたっても変わらない。
文化というのはユニークで残酷だ。