Raining

雨の夜によく似合う曲たちが、わたしはすき。

2006年。神戸からの帰り道、長いトンネルの中で聴いたAnn Sallyの『星影の小径』。宇治市小倉への行き帰り、途方もなく聴いたゆーみんの『雨の街を』。

過ぎ去ってみれば、あの日々が愛おしいのは、そこに、音楽と景色と匂いと物語があったから。

わたしのこの夏は、プリシラ・アーンから始まるらしい。