コアプラスとの出会い

一般社団法人コアプラスは、社団法人化してまもなく1周年を迎えます。
http://coreplus.info

立ち上げたみどりちゃんとりんりんが、まだ大学生だった頃、「きのくにこどもの村学園」をテーマとした「マナカフェ」に参加したのが、コアプラスとの出会いでした。(その時のブログ:http://d.hatena.ne.jp/Yuka-QP/20081214 残っていました!)
あれから5年。ずっと一緒に学ばせてもらっています。大切な存在です。

そんなコアプラスに寄せて、文章を書きました。
たくさんの方にコアプラスを知っていただき、関わったり応援してもらえたりすると嬉しいです。

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教師になりたいと思った頃から、ずっと自分自身の中に矛盾や葛藤が存在していました。
どのような教育のあり方・教師としての振る舞いが「よい」か。
教師になるまでに、他の仕事を経験した方がいいか。
体育やスポーツ、勝負ごとが苦手な自分が教師になっていいのか。
人間として不完全で未成熟な自分が教師として存在していいのか。
自分自身にもたれかかるこうした問い・・・。時には、自分が自分であることを脅かしさえします。
教師になって3年目の冬、コアプラスが主催する「マナカフェ」というイベントに初めて参加しました。
とあるオルタナティブ・スクールの、教育観と教育実践が一致したダイナミックな姿を目の当たりにしたわたしは、この矛盾だらけの自分から逃げたくもなりました。
しかし、わたしは問いや自己の存在を揺さぶるコアプラス流の学びから逃れることはできませんでした。コアプラスと関わり続けることが、この葛藤や自己矛盾を抱える自分自身が教師として生きることの意味を与えてくれるように、そんなふうに思えてきたのです。
アプラスは、多様な教育のあり方との出会いを通して、自らの教育観を問い直す場を提供し続けています。
自分自身の中に、矛盾や葛藤を抱えつつ生きること、異なる思想を抱え揺らぎながら生きること、そのことが、学び続ける人であることを支えるのだと思います。
いつまでも「教師になり続ける」人のための学びの場、コアプラスとの出会いを幸せに思います。(文責:藤原由香里)