『鳥獣戯画を読む』・・・
筆者の表現の工夫と、その効果について考える授業。
この類の授業での子どもたちの発言は、本当におもしろい。
考えつかないような言葉や言い回しで、本質をいいあてる。
何より、こうした説明文の読解での楽しそうな姿がいい。
まさにメディア・リテラシーの学習だと思う。
筆者が何をねらっているのか。表現の意図を読み解いていく。
そして、その表現の効果をふまえて、自分たちもそうした表現を使いながら、絵を説明・評価する文章を書いていく。
光村の教科書、よく出来ているな〜。
私は今回の単元はT2で、板書の係。
あふれるほどの意見が出て、ホワイトボードが窮屈そうに、嬉しい悲鳴をあげていた。
人と学ぶことの意味、多様な意見が視野を広げることを改めて実感。
鳥獣戯画の絵、大好き。
大学時代に、愛媛大学のダンス部が、鳥獣戯画の絵巻物をモチーフにダンス作品を創っていた。
それはそれは、すばらしい世界だった。
あの絵巻の中に、ひきこまれてた。
いつか、こどもたちとも、鳥獣戯画の世界を旅してみたい。
十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの
- 作者: 高畑勲
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1999/03/01
- メディア: 大型本
- 購入: 5人 クリック: 41回
- この商品を含むブログ (15件) を見る