すみっこlovers

朝、大学時代の先輩からの電話で起きる。
久々の声にやすらぐ。
色々な人生の交換をして、ダンス部時代を懐かしみ、それからお互いの目の前に広がる空の話をする。

「勝手に傷つくわたしたち」というテーマで、わたしたちは語り明かせるかもしれない。
ネットワークの波を楽しみつくせるわけでもなく、しかしそこから離れるわけでもなく、
横目で、遠目で眺めながら、目の前の暮らしを生きる。
そこに灯る小さな光を、ほほえみとともに見つめて。

繰り返し手にとる本。

絵本を抱えて部屋のすみへ (新潮文庫)

絵本を抱えて部屋のすみへ (新潮文庫)

すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)

すみれの花の砂糖づけ (新潮文庫)

かつてのわたしも、今のわたしも。
誰かといることと同じくらい、もしくはそれ以上に、ひとり、を必要としている。

http://tururatta.dreamlog.jp/archives/3731572.html

江國さんの作品と出会えてよかった。
世界の感じ方、味わい方、愉しみ方は、彼女のエッセイから随分学んだ気がする。