朝、大学時代の先輩からの電話で起きる。
久々の声にやすらぐ。
色々な人生の交換をして、ダンス部時代を懐かしみ、それからお互いの目の前に広がる空の話をする。
「勝手に傷つくわたしたち」というテーマで、わたしたちは語り明かせるかもしれない。
ネットワークの波を楽しみつくせるわけでもなく、しかしそこから離れるわけでもなく、
横目で、遠目で眺めながら、目の前の暮らしを生きる。
そこに灯る小さな光を、ほほえみとともに見つめて。
繰り返し手にとる本。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/11/29
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/11/28
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
かつてのわたしも、今のわたしも。
誰かといることと同じくらい、もしくはそれ以上に、ひとり、を必要としている。
http://tururatta.dreamlog.jp/archives/3731572.html
江國さんの作品と出会えてよかった。
世界の感じ方、味わい方、愉しみ方は、彼女のエッセイから随分学んだ気がする。