音楽室のベランダ。リコーダー部隊の子達を誘ってみる。風に吹かれて演奏するの、気持ちいいよね。こんないい場所あったんだ。休み時間に、ひととき、風に吹かれてみる。
放課後の屋上。私の教室の前の窓から、屋上に出る。夕日が見える、街が一望できる、お気に入りの場所。
夕闇。秋の風と雲。
亡骸のかたちで、横たわり、雲を見る。
何もしない。
何もしないでも、感じられることが、こんなに、こんなにあるのに、
どうして、何もしない時間が、保障されてないんだろう、学校には。
友達と仲良くしたり、色んなことを、学んだり、とにかく、何かしないといけないような気持ちにならざるを得ない場所だ。
そういうのと、同じように、むしろ、それ以上に、
何もしないでも、許される時間とか、場所とか、
そんなものが、要る気がする。
何かしないと、罪なような。何か言わないと、学んでいないような。誰かといないと、心配かけているかもって、不安になるような・・・。
なんだか、そんな余計な気を、かつて子どもだった私も、そして、大人になった今の私も、使っている、学校という社会で。
そういう自分に意識的になったのは、最近のことだけれども。
赤い手帳に書き留めてある、この夏出会った本『スロー・イズ・ビューティフル』に出てきた素敵な詩。
- 作者: 辻信一
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 単行本
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数字を すて
時計を すて
明日を すて
あきらよ
畑に 星を植えよう
(ナナオ・サカキ「星を植えよう」より)
なんだか、しんとした気持ちで。
なんだか、泣きたくなるような気持ちで。
この気持ちは、学習指導要領のどこにも出てこない。教科書にも出てこない。
でも、私は、この気持ちを、すごく大切にしたい。
学校って、何だろう。
なんて書くと、心配かけそうなのですが、
私は元気です!
そうそう!
週末は、前任校の地域の、敬老のお祝い会にダンスで出演します♪
懐メロにちょっとセクシーダンス(?)で、おじいちゃん達を悩殺予定(!?)です!笑
チーム名は、『ひらもりLovers』になりました。
ひらもりの皆さん、よかったら、観に来てくださいませ!ふるさと平盛への愛をこめて、踊ります♪