ゴーヤの添え木。

 うううう

 めっちゃ時間をかけて書いた、今日の感動の記録が、どこかへ、消えうせてしまいました。

 ええ!ショック!これまで、はてなダイアリーでは、そういうことがなかったのに…。

 もう、書く気力はありません。
 
 とにかく、今日は、4月から、約ヵ月の5年3組での生活の中で、最も感動した日でした。

 Kくんの涙、そしてYくんの涙。

 いい涙でした。

 そして、まわりの子の、共感力。

 ああ、みんなで登る山というのは、こんなに見晴らしがいいのですね。

 今日は、ある意味、私が待ち望んでいた、決戦の日でした。

 いわゆる、ヤンチャとの、真剣勝負の日というか、なんというか。
 
 そこで、いい涙が流してもらえたので、幸せです。

 涙を流すということは、弱い部分が見せられる、ありのままを見せられる、ということ。

 やんちゃくんは、人一倍、傷つきやすく、それゆえに、他に向けて、攻撃的な態度をとります。

 それを、みんなが、あったかく包み込めるように、どう語りかけるか。また、そのやんちゃくんへの、子どもたちの見方を、どう変えていくか。

 そのあたりが、決戦の課題なわけです。

 やんちゃくんも、これから、もっと、このクラスで過ごすやすくなると思います。そして、まわりの子達も。

 雨のち晴れ。

 登りきった山からの景色は、爽快です。

 子どもたちと、「今日はいい日だったね〜」と、言い合いました。

 涙のあとは、ちょうど音楽…林間のダンスを踊りました。

 笑顔、笑顔で。

 こうして、感じあいながら、日々を過ごせること。本当に幸せ。

 かけがえのない毎日です。

 トラブルで、倒れたゴーヤ。涙のKくん。まわりの子達が、ゴーヤ救出に向かいました。

 帰りに見てみると、小枝で添え木がしてありました。
 
 なんともいえない、ほんわかした気持ち。

 ゴーヤと、添え木が、子どもたちの姿に見えました。