ゆうげのかほり

 毎日、色んなことがあります。

 毎日、ことん、ことん、と仕事がふってきます。チャンスがふってきます。

 大学の頃に、「頼まれた仕事は断らない」という言葉に出会って、強く共感し、それ以来、そういうスタンスでやってきました。

 何かを頼まれたら、即答で、やります、と答えます。

 もちろん、「ええ、余裕あるん?」とか、「無理〜!緊張するし、できひん〜!」と叫ぶ、小心者の自分が、大騒ぎしているのですが、それも、ぐっと抑えて、即答・笑顔で答えることにしています。

 もちろん、どうしても身体が二つないと無理で、断ったこともあるけれど…。

 そしたら、本当に不思議。縁が縁をよんで、自分を生かしてくれるたくさんの仕事・チャンスにめぐり合うことができました。

 ああ、その時、その時に、考えすぎなくてよかった!

 人に会うまでは、億劫だけど、会って後悔することはない。お風呂に入るまでは億劫でも、入ったあとで後悔することがないように・・・そんな言葉を知りました。

 自分の可能性なんて、誰にもわからないんです。しかも、自分一人でやらなくても、まわりに助けてもらえれば、もっとハッピー。

 あんまり、深く考えず、ぽんっとやってみる。ふっと会ってみる。ひょいっと寄り道してみる・・・

 

 ☆☆☆
 
 さて、昨日は、下鴨神社の近所にある「yugue」というカフェに行ってきました。ドリームコンサートにも来ていただいた林加奈さんが、そこのサンデーライブで、紙芝居をするということで。

 加奈さんの紙芝居は、とってもユニーク。紙芝居といえば、学校や図書館でしか見たことがなかったのですが、本当に、可能性がいっぱいつまったエンターテイメントなのだと、加奈さんから教えてもらいました。

 読み手がパフォーマーであり、紙芝居の裏側から出てきて、音楽を奏でたり、歌ったり、問いかけたり、踊ったり・・・新しい発想であふれてます。

 そして、そのストーリーが、なんともナンセンスというか、シュールというか・・・!ほんまにおもろい。

 このストーリー自体の作られ方も、ユニークなのだろうし、描かれた絵もまた、想像をふくらませる、完結しない、魅力的な絵でした。

 紙芝居という、古くて新しいメディアの可能性を、いっぱい感じる・・・。もうちょっと、考え続けよう。

http://www.keibunsha-books.com/mailmagazine/staff_column061213.html

 ↑yugueの紹介がしてあります。めっちゃええかんじのところです〜。やっぱり、京都ええなあ。ライブを畳の部屋で聞くのは初めてでした。結構たくさん人がいて、でも、すごくそれぞれ違うけど、似た雰囲気を持った人達で、みんな、自分の暮らしをもっている、温度をもっている人達だな〜と感じました。不思議な空間。

 こういうとこにくると、いつも、新鮮な感覚をもらって帰る。月曜日の、子どもへの接し方がね、違うのよね。不思議とね。

 感覚。私は、自分の感覚を信じています。そして、感覚から言葉が生まれる瞬間を待っています。生まれたら、ぞくぞくします。また、生むために、文章を書いています。読んでいます。

 自分の言葉にならない感覚が文章化されているものに出会うと、感激の嵐〜なのです。

 何はともあれ!yugueのアボガドのベーグルがめ〜〜〜っちゃやわらかくて、おいしくて、繊細な味で、もう、びっくりした。また、食べにいこう!