地震に揺さぶられても起きず。


 ついてない日は、とことんついてない。そんなものです。



 朝。夢うつつ。誰かが、すごい勢いで、私を揺り起こしました。

 あ〜、私があまりにも寝起きが悪いから、窓がゆれるくらいの勢いで、部屋ごとゆすって、私を起こしてくれてるんやな〜。

 そう思いながら夢の中にいました。

 学校に行って、子どもがこういいます。

 「せんせい、きょうの朝、じしんあったで!地震!」

 へ〜、そうなん?

 なんて、言いながら、はっとしました。

 ああ!朝の揺れ、あれは夢じゃなかったんだ!地震だったのね!

 

 今年の冬は、いつもにまして、すっごい元気な私。 

 風邪の気配すらありません。

 いろんなことに、鈍感にできている私の身体。

 かさぶたのようなものだと思います。弱いところが強くなる。

 血が出ると、かさぶたになります。痛みを味わった部分が、強くなる。痛さをまぎらわそうとして。

 人間の生き方もまた、同じだと思います。

 しかし、鈍感になるんですよね。強くなると。

 私のふてぶてしさも、多分、いろんな部分に鈍感になってきた結果だと思います。

 繊細で弱くて、傷ついてばかりでは、しんどい。だから、かさぶただらけになってみた。

 ふっと、昔の日記を読むと、昔は、もっと苦労していたなあという気がします。

 生きやすくなったものだ。鈍感さのおかげで。

 

 ふ〜。それでも、今日は落ち込む。眠ればOKなので、眠って、忘れて、また新しい一日を描こう!