ロンドンルポ その8 ALL THAT JAZZ!!

ロンドン8日目

 ユースホステルを引越し。
 
 St. Paul Youth Hostelから、London Central Youth Hostelへ。

 セント・ポールのほうは、趣がある建物だったけど、中は古くて、設備はいまいち。でも、朝食付きだったし、安かったし・・・。

 今度のロンドン・セントラルは、まだ、改装して1年たってないというピカピカのユース。モダンな建物で、中もピカピカ!ちょっと高いし、朝食はついてないけど、インターネット・アクセスはフリー。部屋にトイレやシャワーもついてる。キッチンもあって、綺麗で、広い!


 ということで、快適な残りのロンドン生活が始まりました。

 チェックインができなかったので、luggage roomに、荷物をほおりこんで、New Year Paradeを見に出発!

 ピカデリーサーカスから、トラファルガー広場の間でパレードが行われるんだって。

 道路は、すごい人。今、観光シーズンで、いろんな国の言葉が聞こえる。英語以外の言葉のオン・パレード!

 どこからともなく、私の体を震わせる音楽が聞こえてくる!
 
 Marching Band!!!

 そうです。何をかくそう、私は、中学・高校の6年間を、吹奏楽に捧げました。ずっと、パーカッション。一番得意で、好きだったのは、スネア・ドラム。いわゆる、小太鼓ね。
 
 大好き、マーチングバンドのサウンド。めっちゃ懐かしいよう〜。からだがウズウズする。





 興奮しました。にやにやしました。思い出しました。切なくなりました。

 大学受験のこともそっちのけで、部活に打ち込んだ青春。人生のすべて・・・と思ってました。終わったら、もちろん、バーンアウト。栄光も、挫折も、全部部活にあったなあ。

 とりつかれたように、音楽にのめりこんでいたあの頃。今思えば、本当に幸福でした。何かに一番熱くなれる時期に、夢中になれるものがあったこと。

 色々なことを思い出しながら、次々と現れるマーチング・バンドを見ていました。

 昼夜兼用のご飯。今日は、コリアン。またまたビビンバ、そして食後のコリアン・ティー

 やっぱり、私、ご飯がないと、生きていけない・・・!だって、農家の子だもん。白ご飯、万歳!

 

ロンドン9日目。

 今日は、『シカゴ』を観にいくと決めていた。

 『シカゴ』を上演しているケンブリッジ・シアターのあるのは、Covent Garden。この旅で、一番気に入った場所。

 なんと、シアターの近くに、大好きなブランド『Cath Kidston』を発見!うっそ〜、めっちゃかわいいよ〜しかも、SALE・・・日本だったら、キャスが、セールになるなんて、ありえません。今、大人気だもんね。女の子の夢の世界。

 さて、『CHICAGO』!!

 大学1年の頃、テレビで、「劇団四季」の舞台裏・・・というようなドキュメンタリーで、「CHICAGO」を見て、その虜になりました。だって、Sexy! とってもCool!!

 映画を観て、サントラも聞きまくって・・・いいんです!音楽が!かっこいいの。ジャズが好きな人は聞いてみてね。しびれます。

 ずっと、観たい〜、観たい〜と思っていて、ロンドンでやっと観ることができました。うーふー!!

 もう〜、さいっこう!!!だった!!!「女」の、かっこよさ、ずるさ、かよわさ、たくましさ、かわいらしさ、みにくさ、そういうの、全部ひっくるめて、なんて、女性って魅力的なの!!!と、思わずにはいられない、ミュージカルでした。女に生まれてよかった〜!!!!!!!!

 生のバンドの演奏も、舞台上でやってて、それも、興奮をかりたてました。音楽も、ダンスも、最高なんです。振り付けも、とっても粋でした。Outstandingとは、このことかって、感じです。

 もう、にやにやしながら見てました。かっこよすぎるよ〜。私も、あんなふうにセクシーに踊りたい〜笑

 はやく、日本に戻って踊りたいです。がんがん踊りたいです。くるくるまわって、びゅんびゅん飛びたいです。

 


 2009年の、観劇一発目が、『CHICAGO』で、めっちゃ幸せ。素敵な1年になりそうな気がする、する!!

 i-pod でサントラを聴きながら、余韻にひたってユースへ帰宅。もう、日本に帰ってもいいな、と素直に思えました。もう、十分、満足しました。ロンドン、ありがとう!