ロンドンルポ  その7 Rock the boatな1年になりますように。

日本の年明けから、遅れること9時間。

こちらも、年が明けました。


テムズ河沿いの、Fireworks(打ち上げ花火)を、同じ部屋のセシーロ from France と観にいきました。

寒い、寒い、寒い〜なか、1時間半、待ちました。途中、無になりました。また、8割は妄想、あとちょっとは、ヒューマン・ウォッチング。

カウントダウンして、花火があがる瞬間は、こんな私でも、盛り上がります。

一緒に寒い思いをしながら、励ましあって新年を迎えた、となりの人達と、Happy new yearの言葉をかわします。こういうの、好きよ。

花火は、ほんの10分くらいだったけど、観に来てよかった。

衝動的で、感情的で、感覚的で・・・あとさき考えずに、行動する。そして、後悔することも、失敗することもあるけれど、あんまり苦にせず、学びもせず・・・。

それは、予想できないところでだけ、満たされる自分がいるから。

思い立ったら、即行動・・・。きっと、そうするところに、自分がいる。自分の思いが、ある。

なんで、私、ロンドンにいるの?と、毎日問いつつ、しょうがないか・・私という人は、こういうふうに、生きていくんだから・・・

そんなふうに思った年明けでした。

ロンドン中から人が集まって、めっちゃいっぱいの人だったけど、その中で、私は、ちゃんと一人だった。

それは、10年前、1999年になった頃、一人で犬の散歩に行って、新年を迎えたときと、同じ一人でした。

まわりに人がいようと、いなかろうと、

私の心の中に生きている私が一人。

それは、Aloneでもなければ、Isolatedでもない。

誰にも入ってこれない、個人という世界が、きちんと存在しているということです。

完璧すぎて、少し疑いたくもなるけれど。


来年は、少し、風通しをよくしてみよう。

今回、江國さんのエッセイと旅して、そういう気持ちになりました。心地よく、完璧な世界で身を守ってきたけど、少し、海に出てみたい・・・そんな2009年です。

Rock the Boat!!

・・・と、ここまで書いて、日記が消えました。

もう、いや〜と、新年早々めげそうになったら、どこからともなく、文章が現れました。

だから、好きよ、はてなダイアリー♪あなたに泣かされたことは、かつてない!

ということで、寝ます。明日は、このユースともお別れ。次のユースへお引越し〜。