ロンドンルポ その2 コーヒー&ソルツ・・・

インチョン空港からは、何事もなく搭乗成功。長時間の旅とあって、機内もさっきとは違って、モニターがあったり、アメニティーが配られたり。スリッパが入っていて、うれしい〜!ブーツを脱いで、可能なかぎりの心地よさを追求してみる。

  機内食が大好きな私。乗り物の中でご飯をいただけるというのが、すごくラッキーで、幸せ。いつもなら、できないこと。新幹線の中で食べるお弁当も、同じ理由で旅行の楽しみのひとつ。

 さて、今回は、アシアナ航空(韓国の航空会社)ということもあって、メニューがコリアン!

 うれしい〜!だって、ビビンバにキムチだよ。スープもついて。なかなかおいしい。キムチ大好きの私には、最高のメニュー!


 おかしいのが、キャビンアテンダントが、「飲み物いかがですか?」と、日本語で聞いてくれるのに、私はなぜか、「Can I Have Orange juice?」 と答えてしまうこと。そういう癖がついちゃってるみたい。へんなの。
 
 途中から、となりのとなりに引越ししてきた男の子としゃべる。韓国の高校生で、お寿司が好きで、将来は、軍人になりたいという。めっちゃ、がんばって日本語で話してくれて、でも、通じないこともあり・・・ということで、英語と日本語のちゃんぽんで、会話成立。

  そして、寝る、寝る!!それでも、まだまだ着かない・・・おばあちゃんへのマフラーを編み編み、キーボードかちかち、「地球の歩き方」を読み読み・・・そして、寝て・・・。

 2食目の食後の珈琲をもらって、なぜかねぼけて珈琲に塩を入れてもらう。絶対、まずいよな〜。。。う〜しょっぱい。機内最後の楽しみは、残念な結末に。

  Yes!! London!! ヒースロー空港到着。入国審査で、思いのほか、英語が聞き取れず・・・あれ、ブリティッシュ・イングリッシュって、こんな感じなのかな?

  空港から外に出ようとすると、みんなが、「No public transportation」って言ってる。やっぱり〜。今日は25日。クリスマス。お店どころか、交通機関も、全部動いてないみたい。

  インフォメーションで尋ねると、「You can ask Mini-Cab」と言われる。

 とりあえず、電話をかけて、交渉。15分で行くから〜とのこと。

 まさかのタクシー。「地球の歩き方」を見たら、値段の交渉は、絶対最初にやったほうがいいよ〜って書いてある。OK,let's do that.

ほどなく、タクシーのおっちゃん到着。ムスリム系の人かな?頭にスカーフを巻いている。

 値段のことを尋ねると、今日はクリスマスで、本当は、Double。でも、£75で、行くよって。

 思ったよりは高くないけど・・・£70にならない〜?と聞いたけど、もうディスカウントしてるから、これ以上はだめって。まあ、クリスマスだし、仕方ないよね。思わぬ出費だ〜涙。でも、そこまで落ち込まぬ。損した分は、どっかで得する気がするからね。

  おじさんとぼちぼち話しながら、Central Londonへ。途中ハロッズという高級デパート前を通る。すごいイルミネーションだこと。

 そして、や〜っと、St. Paul Youth Hostel に到着!本当に、セントポール大聖堂のそば!おっちゃんにありがとうを言って、チップを少しばかり渡して、バイバイ!

 ユースにチェックイン。匂いが、すごく懐かしい。これ、セントラルヒーティングの匂い?壁の匂い?わかんないけど、アメリカや、ヨーロッパのほかの国と同じ匂い。匂いが、いっきに、昔の記憶を手繰り寄せる。不思議だね。

 部屋は、6人部屋。う〜ん、ベッドは、かなり簡単なつくり。まあ、安いし、仕方ない。一泊、£18だもん。朝ごはん付きだしね。

 部屋には、日本人で、カナダに留学中のエリコちゃんと、シェルターにボランティアで来ているJoと、メキシコ人の大学生の子二人。

 とっても疲れた、長い長い一日。でものどが渇いたので、近くのスーパーで、クランベリージュースと、ヨーグルトを買う。それから、メールチェックだけして、シャワーを浴びて、おやすみなさい・・・。